【理論と実践】「挨拶」と「ありがとう」で変わる病院の雰囲気

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令和7年7月23日 医療・介護経営の理論と実践 2627号

■「挨拶」と「ありがとう」で変わる病院の雰囲気

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おはようございます。中神です。

前回は、コミュニケーションの視点から4つの人格タイプについて確認しました。
簡易診断は以下からどうぞ。
https://16test.uranaino.net/others/social/test/

今回は、どのタイプの人にも効果的な、
そして私たち事務職が今日からすぐに実践できるコミュニケーション術をご紹介します。

■コミュニケーションの本質を理解する

コミュニケーションとは、単なる情報交換ではありません。
人と人との間で情報・感情・意志をやり取りし、理解し合う行為です。
言葉だけでなく、表情・しぐさ・態度・沈黙など、
あらゆる部分が影響していますよね。

■「挨拶」と「笑顔」の力

1、挨拶の効果

挨拶は単なる礼儀ではありません。病院では特に重要な意味を持ちます。

・第一印象を決める – 声のトーン、表情、言葉選びが相手の印象を左右します
・信頼関係を築く – 挨拶の積み重ねがチーム全体のパフォーマンスを向上させます
・安心感を生む – 互いの存在を認め合うことで職場に安心感が生まれます

2、「笑顔」の効果

笑顔は言葉を超えた最強のコミュニケーションツールです。

・第一印象が良くなる
・相手にも笑顔が伝わる
・自分の気分も前向きになる

病院の受付で患者さんが最初に出会うのは事務職員です。
その時の笑顔が患者さんの不安を和らげ、病院全体の印象を決めます。

■「ありがとう」の価値

1、ありがとうの効果

感謝の言葉には想像以上の力があります。

・信頼関係の第一歩 – 互いの存在を認め合い、安心感が生まれます
・心理的な壁を下げる – コミュニケーションのハードルが下がります
・チームワーク向上 – 職場の風通しが良くなります

相手の仕事の価値を認め、相手も自身の仕事について、
その価値を再認識できます。

2、サンクスカードの実践

湘南鎌倉総合病院では「Thanksカード」で感謝を可視化しています。

主な効果として、

・やる気と働きがいの向上
・職場の心理的安全性アップ
・チーム連携の強化

を挙げられています。
私が所属する病院でも、一部の部署が実践しています。
感謝の輪が広がっていますね。

■今日から始める3つの実践

「おはよう」「お疲れさま」「ありがとう」
この3つの言葉で職員間の信頼関係を築けます。

誰でもできる、ちょっとした一言です。
小さなリーダーシップを発揮して、
患者さんにとっても職員にとっても温かい職場環境を作ってい蹴ると思います。

医療の現場では、知識・技術と同じくらい「信頼」が大切です。
その信頼は、毎日の「ありがとう」から生まれますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。

◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
https://hcmi-s.net/weblesson-hcm/jmp_consult_01/  (講座)
https://healthcare-mgt.com/article/iryo/jmp_consulting01/  (紹介)

◇過去の内容、記事はこちらから是非(^-^)
https://wakuwaku-kokoro.net/

◇試験勉強や本の学びをアウトプットしているYouTubeチャンネルは、こちらです(^-^)
https://youtube.com/channel/UC_PiglYG9qTBjlJ3jt3161A

この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

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