【理論と実践】「7つの習慣」第4の習慣:Win-Winのパラダイムで成功を掴む

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令和7年2月15日 医療・介護経営の理論と実践 2470号

■「7つの習慣」第4の習慣:Win-Winのパラダイムで成功を掴む

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

最近の読み物は、名著「7つの習慣」です。

正式な本の名前は、
「完訳 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change」です。
(スティーブン・R・コヴィー、フランクリン・コヴィー・ジャパン)

ということで、行動に落とし込んでいくために、
一つずつ振り返っていきたいと思います!

■ なぜWin-Winが重要なのか

ビジネスの世界でも、私生活でも、人との関係は避けて通れません。
しかし、多くの人は無意識のうちに「自分が勝つか、相手が勝つか」
という二者択一の思考に陥りがちです。

第4の習慣「Win-Winを考える」は、そんな限定的な思考から抜け出し、
より豊かな人間関係を築くための指針を示してくれます。

■ Win-Winの本質

Win-Winとは単なる妥協や譲歩ではありません。
それは、双方にとってより良い第三の解決策を見出す創造的なプロセスです。
このアプローチの基礎となるのは、「豊かさのマインド」です。
つまり、人生の機会は無限にあり、
一人の成功は必ずしも他者の失敗を意味しないという考え方です。

■ 信頼関係が鍵を握る

Win-Winの関係を築くためには、まず信頼関係が不可欠です。
これを「感情口座」という概念で説明されています。
約束を守る、誠実に接する、相手の立場を理解するなど、
日々の小さな行動の積み重ねが、信頼という貴重な資産を築いていきます。

■ 実践のためのステップ

相手の視点を真摯に理解する
主要な課題と期待を明確にする
Win-Winの解決策を見出すために必要なリソースを特定する
より良い結果を得るための具体的な行動計画を立てる
適切な評価システムを確立する

■ 「No Deal」という選択肢

重要なのは、Win-Winが見つからない場合は
「No Deal(取引しない)」という選択肢も用意しておくことです。
これは失敗ではなく、むしろ双方の価値観や目標の違いを認識し、
尊重する成熟した判断と言えます。

■ まとめ

Win-Winのパラダイムは、ビジネスにおける交渉や、家族との関係改善など、
あらゆる場面で活用できます。
重要なのは、これが単なるテクニックではなく、
人格の強さと相互理解に基づく思考法だということです。
勇気と思いやりのバランスを取り、相手の成功も自分の成功と同じように
考えられる人格を育てることが、真のWin-Winを実現する鍵となるのです。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士(登録申請中)、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

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