【理論と実践】オンライン診療の現状と課題(入院医療等の調査・評価分科会)

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令和7年8月23日 医療・介護経営の理論と実践 2658号

■オンライン診療の現状と課題(入院医療等の調査・評価分科会)

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おはようございます。中神です。

今日のテーマは、オンライン診療の現状と課題です。

■届出状況と傷病名

届出医療機関数は約13,400施設まで増加しています。
なんと、令和4年4月1日の3,722施設から、
令和7年4月1日の13,357施設(約3.6倍に増加)という増加状況です。

着実な増加傾向にあり、
コロナの影響で、オンライン診療が進んだと言えるでしょう。

初診における傷病名(令和6年7月診療分)について見ると、

急性上気道炎:21.5%(12,214回)
COVID-19:9.0%(5,090回)
適応障害:5.5%(3,133回)
手足口病:3.8%(2,138回)
急性気管支炎:3.4%(1,935回)

とのことで、呼吸器感染症が上位を占めています。

再診・外来診療料における傷病名であれば、

適応障害:9.1%(8,003回)
高血圧症:5.5%(4,833回)
気管支喘息:4.2%(3,660回)
うつ病:3.7%(3,257回)
アレルギー性鼻炎:3.7%(3,252回)

精神疾患の割合が対面診療より高く、
後述するオンライン診療の受診理由である「通院時間の確保」や
「対面診療より気軽」という要因もあるでしょう。

ただ、初診料の年齢分布を見ると、オンライン診療は若年層の利用が顕著に多く、
再診料・外来診療料の年齢分布を見ると、高齢者の利用率は対面診療と比較して大幅に低く、
まだまだ伸び代がありそうです。

■患者の受診理由や感想

受診理由は以下の通りです。

仕事や家庭の事情で通院時間がない:35.3%
体調不良で外出困難:24.7%
医師からの勧め:21.2%
対面診療より気軽:20.0%

患者の感想は以下の通りです。

・ポジティブな面は、

感染症リスクの回避:77.9%
待ち時間の減少:75.6%
時間調整の自由度:68.6%

・ネガティブな面は、

検査・処置が受けられない:45.3%
十分な診療を受けられない:29.1%

といったような感想があり、診療側の環境、コストパフォーマンス、
対応できる疾患、患者側の対応力の両面で課題はありますが、
乗り越えることで、医療機関・患者の両方にとって良い未来を描けると思います。

参考:(令和7年度第8回) 入院医療等の調査・評価分科会 【別添】資料編4 令和7年7月31日(木)

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

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