【理論と実践】プレゼンの質とコミュニケーション
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令和6年10月17日 医療・介護経営の理論と実践 2349号
■プレゼンの質とコミュニケーション
中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。
パワーポイントによるプレゼンテーションのポイントについて考えてみましょう。
私も立場柄、いろいろなプレゼン資料を作る機会がありましたが、数多くの失敗を繰り返してきました。
【原則とありがちな失敗】
「シンプルイズベスト」が ゴールデンルールです。
その核心は「ワンスライド・ワンメッセージ」という原則にあります。
つまり、1枚のスライドに1つのメッセージだけを込めるのです。
ただ、意外と難しいです。
ついつい、「もっと情報を!」とサービス精神を発揮してしまい、
グラフや図解をたくさん詰め込んでしまいがちです。
逆効果です(汗)
大量の情報量とともに、太字や赤字での強調、吹き出しでのコメント。
結果、何が言いたいのか分からなくなってしまいます。
【ありたい姿】
グラフを出したら、そこから読み取れる解釈は1つにしましょう。
1つのメッセージだけを明確に伝えます。
基本的には、1枚のスライドにグラフや表は1つだけです。
「根拠となる数字や事実」と「自分の解釈や主張」をセットで提示します。
客観的なデータの提示も求められます。
統計やアンケート結果など、誰もが納得できる数字を基本にします。
そして、そのデータから何を読み取るべきかを明確に示すことが大事です。
信頼性を高めるために出所の明記も行いましょう。
【シンプル&データに基づいたプレゼンのメリット】
メリットは2つです。
1つめは、分かりやすいです。
聞き手にとっても、1枚につき1つのことだけを理解すればいいので楽です。
2つめは、1スライド1メッセージの場合、他の資料への再利用も行いやすいです。
スライドの順番を変えたり、取捨選択するだけで新しいプレゼンに生まれ変わります。
シンプルなプレゼンで、伝えたいことを効果的に伝えられるようにしたいですね。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
医療経営士1級(2023年合格)、中小企業診断士2次試験合格(2023年度)、次は登録。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。