【理論と実践】中小企業の財務分析ツール、McSS

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令和6年8月28日 医療・介護経営の理論と実践 2299号

■中小企業の財務分析ツール、McSS

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

今回は、中小企業の財務分析に役立つツール、McSSについて紹介します。

【McSSとは】

McSS(中小企業経営診断システム)は、どのようなツールかというと、
全国約100万社の財務データを基に、会社の財務状況を診断してくれるものです。

自社の財務状況を偏差値で表示してくれますので、
全国の中小企業の中で、どのくらいの位置にいるのかが分かります。
また、強み・弱みをグラフで可視化できますので
財務のどこが強みで、どこが弱みなのか、改善ポイントが一目瞭然です。

様々な経営計画を立てて、その結果をシミュレーションしてくれるので、
計画の実現可能性を事前に簡易的にチェックできます。

【McSSを使うメリット】

客観的な視点で財務状況を把握できるため、
感覚ではなく、データに基づいて財務状況を判断できます。
経営改善へのヒントの発見、弱点の把握、具体的な改善策を検討することができます。
定期的に診断することで、財務状況の変化を把握し、タイムリーな対策を打つことができます。
診断結果を基に、税理士などの専門家への相談もスムーズに行いやすくなります。

【まとめ】

McSSは、中小企業の財務分析を強力にサポートしてくれるツールです。
「財務分析って難しそう」と感じる方も、McSSなら安心して活用できます。
McSSを活用して、会社の財務状況を改善し、更なる発展につなげていきたいですね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
医療経営士1級(2023年合格)、中小企業診断士2次試験合格(2023年度)、次は登録。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

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