【理論と実践】中小企業診断士の実務補習(Part 7:財務戦略)

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令和6年9月9日 医療・介護経営の理論と実践 2311号

■中小企業診断士の実務補習(Part 7:財務戦略)

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

今日は、実務補習の「財務戦略」担当の役割にフォーカスします。

【財務戦略の大枠】

今日は、財務戦略です。

私は営業戦略と組織戦略を担当しましたので、財務戦略は別の方が担当しました。

財務戦略は、データ分析に、非常に時間がかかります。

まず、企業さんから必要な情報を入手しなければなりません。
ある程度、指導員の先生が事前に情報を集めてくれていましたが、
それだけでは不足します。

訪問前に頂いている資料や、実際に1日目にヒアリングをすることで
見えてきた課題について、深掘りが必要です。
そのために必要な情報を、2日目のヒアリングで収集に行く、
ということです。

【財務の勘所】

そのため、その企業の状況や課題を踏まえて、
どのような財務データが必要かということを見極める必要があります。
そのピンポイントの情報を獲得することができなければ、
それ以降の作業で、的確な財務分析ができない、ということです。

損益計算書や貸借対照表だけでなく、
製品別や顧客先別の売り上げデータや、
その費用としての、人件費や材料費なども必要です。
資金、在庫量なども重要な情報です。

全てを分析することは1週間という短い期間では困難です。
よって、特に大きな経営課題を想定し、仮説を立てて、
数字を集めて、検証し、提案に繋げていく必要があります。

【財務の難しいところ】

財務は、数字を使っての分析や提案がなんぼですので、感覚で提案できません。
数字は誤魔化しが効かない分、手が抜けません。

しかし、その分、数字は説得力があります。
課題を明確にし、情報収集し、原因を深掘りし、助言につなげていく、
やりがいのある部分と感じます。

担当してくださったメンバーに感謝、です。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。

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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
医療経営士1級(2023年合格)、中小企業診断士2次試験合格(2023年度)、次は登録。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

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