【理論と実践】中小企業診断士の実務補習(Part 8:製造戦略)

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令和6年9月10日 医療・介護経営の理論と実践 2312号

■中小企業診断士の実務補習(Part 8:製造戦略)

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

今日は、実務補習の「製造戦略」担当の役割にフォーカスします。

【製造戦略の大枠】

製造業ならではの領域です。

製造工程、在庫管理の生産性の向上が求められる領域です。
営業部門との情報共有も必須です。
そして、その生産を支える人、つまり組織との関係性も深いです。

どこに課題があるのか、
生産工程のボトルネックは何か、
数字上で見ても分かる課題はありますが、
実際に現場を見て、ヒアリングしなければ、具体的な課題は見えてきません。

【製造の勘所】

前述の通り、製造工程の確認は必須です。

仕入れから始まり、原材料の在庫、各種製造工程、仕掛品や完成品の在庫の工程で、
どこにボトルネックがあるか。
どんな人数で、どんな技術者が、どんな時間で行っているのか。
品質管理は、どのように行っているか。
視点はさまざまです。

仕掛品(加工途中のもの)が多ければ、その次の工程で詰まっているのかもしれません。
完成品の在庫が多ければ、稼働率向上や安全在庫の確保のために、
販売数以上に生産している可能性があります。

在庫が多いと、生産現場に物が溢れ、従業員の移動効率が悪く、
生産性が下がっている可能性もあります。

そういった「課題」を特定し、適切な「改善策」を助言することが求められます。

課題が起きそうな工程、その課題の解決策について
ある程度のシナリオとして頭に入れておくことで、
スムーズに提案に繋げていくことができますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
医療経営士1級(2023年合格)、中小企業診断士2次試験合格(2023年度)、次は登録。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

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