【理論と実践】中小企業診断士の特徴・メリットとはなんだろう
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令和6年11月27日 医療・介護経営の理論と実践 2390号
■中小企業診断士の特徴・メリットとはなんだろう
中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。
「士業」と聞くと、専門性が高いイメージがあります。
その中、中小企業診断士の学習は、
専門性が高い、というより、幅広い、です。
試験科目の内容は、以下の通りです。
・マクロ・ミクロ経済学
・財務会計
・工場の生産管理や店舗の販売管理
・組織・人事・マーケティング
・会社法や知的財産権を中心とした法律
・情報システム
・中小企業に関わる政策・経済状況
などです。
私は、2023年度の試験で、中小企業診断士で合格し、現在、登録活動中です。
経営コンサルといえば、
一般的な経営コンサルティングもあれば、
財務・会計アドバイスをすることもあります。
マーケティング支援や、事業計画の作成支援など、
資格がなくても可能な業務もたくさんあります。
その中、今後の展開や活用について考えるに、
中小企業からの相談事に対し、自分で対応・解決できように力をつけることが重要ですし、
上記の知識の幅広さを軸に、より専門性の高い「士業」につなげる人脈も必要です。
よって、資格がなくても対応できることもありますが、
中小企業診断士ならではの仕事もある、と言われます。
1、中小企業支援法に基づく経営診断業務
・国や都道府県等の公的機関から依頼される経営診断
・中小企業に対する診断・助言
2、中小企業の事業承継円滑化に関する法律に基づく業務
・事業承継に関する診断・助言
などは、中小企業診断士の独占業務と言って良いでしょう。
これらの仕事に関わるかどうか、自分の専門性や人脈次第になりますし、
完全な独占業務は限定的ですが、資格を持っていることで信頼性が高まり、
より多くの仕事機会を得られる可能性が高くなります。
実際に、幅が広がっているように感じます。
これから試験を受けてみよう、という方は、ぜひチャレンジくださいね。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
医療経営士1級(2023年合格)、中小企業診断士2次試験合格(2023年度)、次は登録。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。