【理論と実践】今日辛いのは我慢できる。明日辛いのは我慢できない。(個人も組織も)
~医療・介護に関わる職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~
ご友人等へのメルマガ紹介はこちらから。
https://www.mag2.com/m/0001682907
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
令和7年4月13日 医療・介護経営の理論と実践 2526号
■今日辛いのは我慢できる。明日辛いのは我慢できない。(個人も組織も)
中神勇輝(なかがみゆうき)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おはようございます。中神です。
■希望が生み出す忍耐力
「今日辛いのは我慢できる。明日辛いのは我慢できない」
という言葉を耳にしました。これは非常に含蓄のある表現だと感じます。
なるほど!と思わずうなずいてしまいます。
明日に光が見えていれば、今日の苦しみや困難は不思議と耐えられます。
希望という燃料があれば、現在の苦境を乗り越える力が湧いてきます。
一方で、明日も辛いことが待っていると分かっていると、
今日からすでに気持ちが沈み、暗い感情に支配されてしまいます。
つまり「将来」が「今」に与える心理的影響は、私たちが想像する以上に強力です。
未来の見通しが現在の心の状態を大きく左右するのです。
■病院経営における未来志向の重要性
この考え方を病院経営という文脈で捉えると、特に重要な意味を持ちます。
現在の医療界は様々な課題に直面し、厳しい時代を迎えています。
先行きに不透明感があり、暗い予測が立つこともあるでしょう。
しかし、その不安に押しつぶされ、何も対策を講じないまま、
漠然とした不安を抱えながら日々を過ごすことは、
精神的にも組織的にも非常に消耗します。
それよりも、現実を正確に分析し可視化した上で、
具体的な対策を練り、実行可能な計画として落とし込むことができれば、
今何をすべきかがクリアになります。
進むべき道筋が見えると、現在の行動に確信と活力が生まれます。
結局のところ、今の気持ちを明るくしたいのであれば、未来をしっかりと見据え、
そこに向かって着実に歩んでいくことが何よりも大切なのです。
不確実な時代だからこそ、将来への明確なビジョンが今日の力となりますね。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。
◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
https://hcmi-s.net/weblesson-hcm/jmp_consult_01/ (講座)
https://healthcare-mgt.com/article/iryo/jmp_consulting01/ (紹介)
◇過去の内容、記事はこちらから是非(^-^)
https://wakuwaku-kokoro.net/
◇試験勉強や本の学びをアウトプットしているYouTubeチャンネルは、こちらです(^-^)
https://youtube.com/channel/UC_PiglYG9qTBjlJ3jt3161A
この記事を書いたのは、こんな人。
ーーーーーーーーーーーーーーー
中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。