【理論と実践】介護者や介護職の成り立ち、介護福祉士に求められるもの(介護福祉経営士テキスト参照)

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令和6年6月27日 医療・介護経営の理論と実践 2237号

■介護者や介護職の成り立ち、介護福祉士に求められるもの(介護福祉経営士テキスト参照)

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

【はじめに】

令和6年度の診療報酬・介護報酬改定対応に奔走されている医療機関が多いことでしょう。
私もその一人です。

・急性期の厳格化と高齢者救急医療の受け入れ態勢の整備
・基本診療に対する賃上げ分の上乗せ
・負担軽減や連携を促進する取り組み・DX化の評価
・感染対策の労力を補填する加算
・生活や食事を支え、改善するための多職種の協働、地域との連携

を推進するために、新規点数の設定、既存点数の是正が加わったと感じます。

森(全体)を見て、木(個別項目)を見ていく必要があります。

【理由・参考書】

医療介護連携が重要視されていますので、介護福祉経営について大枠を学習しています。

介護福祉経営士テキスト基礎編1ー5
「高齢者介護と介護技術の進歩」を参考書に使っています。

( テキストは以下からどうぞ。
https://www.jmpshop.jp/products/detail/851
「介護福祉経営士テキスト JMIP」で検索してください。 )

学習目標として、介護福祉経営士2級の受験を考えています。
こういった試験・テキストの良いところは知識や体系を網羅的に学べることです。
私自身の理解や補足確認した内容などが混ざりますので、
詳細や正確な内容を確認したい方は、テキストをご購入ください。

【本日の内容】

今回から「介護福祉関係教育と介護実践との関連」に入ります。

介護者や介護職の成り立ち、介護福祉士、訪問介護員、福祉用具専門相談員、
看護師、リハビリ職といった専門職が介護にどのように関わっているか、
学んでいきましょう。

本日のテーマ・内容は、「介護者や介護職の成り立ち、介護福祉士に求められるもの」です。

1、介護者や介護職への成り立ち

在宅における介護職員は、訪問介護員、またはホームヘルパーと言われます。
施設における介護職員は、介護職、またはケアワーカーと言われます。

その他、ショートステイ、デイサービス、小多機、グループホームなど、
さまざまな場面で介護職員が働いています。

その後、質の確保の取り組みとして、介護福祉士の誕生や、
訪問介護員に対する訪問介護研修の受講の義務化などがあげられます。

2、介護福祉士に求められるもの

1)介護福祉学や社会福祉学という枠組み

衣食住や家政学、心身の健康医学、レクレーション、
リハビリテーション、介護予防等が知識や学習の大きなテーマです。

2)介護福祉士の養成

介護福祉士の養成教育の基本は、人間理解です。
尊厳の保持や自立支援の実践は、人間理解と、
それに基づいた態度の形成によって可能となります。
介護福祉の変遷、介護福祉士の資格取得の方法、
資格創設の背景について書かれていました。
詳細は、テキストをご覧ください。

3)現場実習の重要性

介護福祉士の養成において重視されていることは、現場実習です。
2009年にカリキュラムが大きく変更され、
現場実習の位置づけも重要度が増している、とのことです。

様々な生活の場における個々の生活リズムや個性を理解した上での個別ケアや、
コミュニケーションの実践、介護技術の確認、多職種連携を実地に行い、
介護計画の作成や修正、具体的な介護サービスの提供の基本となる実践力を習得する、
など、様々なことが書かれています。

そして、その実習の果たす役割として最も貴重な経験は何かというと、
「利用者と接する」ということが印象的です。

知識を技術を確かめながら、自信や技術を身につけていく、ということや、
厳しい現実を見せつけられる場にもなる、重要な役割を担っている、ということです。

どんな資格でも、知識を実地に活かせるかどうかが重要であることが伺えますね。

4)その他

医療的ケアに関する教育内容としては、喀痰吸引等に関する教育があります。

また、介護福祉教育が目指す目標が紹介されてます。
他者への共感、基礎的な知識や技術の習得、介護実践の根拠の理解、
利用者本位のサービスの提供、社会保障制度の基本的理解、
他の職種との連携や役割の理解、円滑なコミュニケーションの取り方、
などを学習目標としています。

介護の専門職として、利用者とも近い介護福祉士ならでのは目標像と感じます。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。

◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
https://hcmi-s.net/weblesson-hcm/jmp_consult_01/  (講座)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
2023年、医療経営士1級に合格!
2023年、中小企業診断士の1次試験の2次試験は突破、次は登録。
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。

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