【理論と実践】他者と分かり合うために、対話をするために必要なこと

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令和7年11月16日 医療・介護経営の理論と実践 2743号

■他者と分かり合うために、対話をするために必要なこと

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おはようございます。中神です。

今日は、他者と分かり合うために、
対話をするために必要なことについて考えてみたいと思います。

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◆明確な目標とガラス張りのデータ

人々は正しい行いをしたいと考えているが、
何が正しいかを知るには豊富な情報が必要だ、という前提がある。
(中略)
ポール・グリーン・シニアによれば、
「全員が数字を見ていますから、『なぜこれに金を使っているのか?』と
声をあげても問題ないのです」ということである。
これだけ透明性が高いと、愚行や怠慢はすぐに見つかる。
(中略)
ルーファーは、総合的な視点での発想を社員に期待しており、
そのためには全社についての同一情報を全員に伝えることが欠かせないと
心得ている。
だからこそ、情報の囲い込みなど起きないし、「(彼または彼女に)
なぜ知らせる必要があるのか」といった疑問も持ち上がらないのである。

『経営は何をすべきか(ゲイリー・ハメル)』(ダイヤモンド社)
(第5章 いまイデオロギーが必要である)

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なぜ、同じ組織・職場にいながら、分かり合えないのでしょうか。

個人のキャラクターが要因と言えますが、
そのキャラクターの差異以外の要素もあります。

それは、情報量に差がある、ということです。

一方の立場で考えていることと、
もう一方の立場で考えていることに違いが生じるのは、
その人の持つ情報量に大きく影響を受ける、ということです。

課題は、必要な情報が、必要な人に伝えられていないことです。
これでは、話し合ってください、と言っても、無理です。

情報をガラス張りにできることが、
同じ視座で話し合う土台となるでしょう。

いやいや、内密な情報もあるでしょう、という声もあると思いますが、
たとえば、話し合いをするのであれば、
せめて、話し合いをするメンバーの情報量を同じにしなければ
対話になりません。

話し合いをするであれば、
その大前提となる情報を共有することがスタートですね。

最後に。

対話には、相手への気遣いが必要です。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

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