【理論と実践】取材・執筆・推敲――書く人の教科書を読んで(1)
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令和6年11月2日 医療・介護経営の理論と実践 2365号
■取材・執筆・推敲――書く人の教科書を読んで(1)
中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。
最近、読んでいる本が、たいへん面白いので、内容をシェアします。
といっても途中まで、ですが、アウトプットすることで、理解が深まるので、
おつきあいください。
「取材・執筆・推敲――書く人の教科書」です。
私の理解が混ざりますので、正確に知りたい方は、本を買ってくださいね。
まず、相手の話を聞くことが、良いライターの必須スキルです。
相手の声をどれだけ理解しているか、理解しようとしているか、これが鍵です。
相手に敬意を持ち、共感をもって話を聞くことが、
良い記事やコンテンツを生み出すための土台となります。
普段から、そういうコミュニケーションは大事ですし、取材でも同じですね。
1、相手に興味関心を持つ
本書では「相手の言葉を聞くこと」が取材の基本として強調されていました。
相手の思考や意見に深く耳を傾けることで、
その人の「背景」や「動機」が見えてきます。
相手の話を聞くだけでなく、質問を重ねて深く理解する姿勢が重要です。
取材中に多くの問いを投げかけ、相手の意図や背景を徹底的に理解しようとすることが大切です。
2、聞いたままを書くのであれば、編集とは言えない
「なぜそう思うのか」「それはどういった経緯で起きたのか」など、
自ら問いかけることが、ライターの「読み」や「解釈」をより深めます。
右から左に流すのであれば、編集は必要ありませんね。
ライターは、表面的な情報だけでなく、
その人にしかない本質的な情報をつかむため、徹底的な観察と仮説の構築を行います。
3、「敬意を持って返事する」ことの大切さ
聞く力の大きな要素は「敬意」です。
取材相手への敬意が、文章の質に影響を与えます。
丁寧な返事や応答を心がけることで、相手との信頼関係が築かれ、
その結果、深い内容が取材で引き出されやすくなります。
1)相手の話がおもしろい
2)相手のことが大好きである
3)自分にとって、ものすごく大切な話をしている
このうち、少なくとも2つ以上を満たしていれば、
ほとんどの人が身を乗り出して話を聴こうとします。
相手の話が面白いかどうかは、私たちはコントロールできません。
しかし、好きになる努力、取材対象を知ろうとする努力はできます。
自分にとって大切かどうかは、視点次第で、大切に捉えることもできます。
取材をより良いものにするように、
身を乗り出した取材・コミュニケーションがとれるように自分準備をしましょう!
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。
◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
https://hcmi-s.net/weblesson-hcm/jmp_consult_01/ (講座)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
医療経営士1級(2023年合格)、中小企業診断士2次試験合格(2023年度)、次は登録。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。