【理論と実践】受付業務で求められる要素と対応力(医療事務)
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令和7年9月5日 医療・介護経営の理論と実践 2671号
■受付業務で求められる要素と対応力(医療事務)
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おはようございます。中神です。
昨日に続いて、医療事務の仕事について深掘りしていきます!
医事課は、患者さんが医療機関を利用する際の
入り口と出口を担う重要な役割を果たしています。
■受付業務で求められる要素
その医事課の主要な業務は、大きく分けて受付業務と会計業務の2つに集約されます。
今日は、受付業務について、触れてみましょう。
受付業務には様々な要素があります。
・来院理由の確認
・保険証の確認
・患者情報の登録(カルテの作成)、
・診察券の発行
・問診票の記入
など。初めて受診するのか、再診なのか、で対応は異なりますが、
どんな時にも、 まず大事なことは、「来院理由の確認」です。
これが非常に奥深いです。
自分の病院のことを知らなければ対応できませんし、
保険証含め、医療制度のこともある程度の知識がなければ、
来院者に対して、適切な対応ができません。
■来院目的に応じた対応
外来の受診に来られたのか、
入院で来られたのか、
お見舞いに来られたのか、
健診を受けに来られたのか、
など、いろいろな目的があります。
それらの目的に応じて、
院内の設備や機能、場所、サービスを適切に案内できるでしょうか。
受診であれば、自分たちの病院は、どんな病気なら対応できるのか。
どのような流れで受信をするのか。
入院であれば、必要な書類は揃っているか。
お見舞いであれば、何時まで大丈夫のか。
健診の場所は、どこか。
など、説明、対応できる知識、経験、そして、病院の受付ですので、
なんといっても、ホスピタリティーが求められます。
挨拶、笑顔、親切、相手を気遣う心、色々な言い方ができます。
一般のサービス業と違って、
「体が苦しい」「辛い」そんな思いを持って、来院される方々ばかりです。
知識と、心の両方が求められる、
非常に重要な役割を担っていることが分かりますね。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。
◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。