【理論と実践】回復期リハビリテーション病棟の実績指数、実施量・質
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令和7年8月27日 医療・介護経営の理論と実践 2662号
■回復期リハビリテーション病棟の実績指数、実施量・質
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おはようございます。中神です。
今日のテーマは、回復期リハビリテーション病棟の実績指数、実施量・質です。
(参考:令和7年度第9回 入院・外来医療等の調査・評価分科会 令和7年8月21日)
■実績指数の対象・除外の効果
回復期リハビリテーション病棟入院料1と3には実績指数要件があります。
実績指数とは、入院時と退院時のFIM(機能的自立度評価法)運動項目得点の差から計算され、
リハビリテーションの効果を示す指標のことです。
この実績指数の計算対象から除外される患者があります。
それは、80歳以上の患者、FIM認知項目24点以下の患者などです。
上記に該当する患者の割合が高い施設も多く、
実は、これらの患者のFIM利得は、対象の患者であれ、除外される患者であれ、
大きな差がないことが示されています。
つまり、実際には、除外された患者も他の患者と同じくらいリハビリ効果を得ている、
ということであり、時期改定では、指数の計算対象に変化がないか、確認が必要です。
■質の高いリハビリテーション
運動器リハビリテーション料において、
1日6単位を超えた実施とFIM利得の間に大きな変化は見られませんでした。
廃用症候群リハビリテーション料では、
7単位/日以上の提供でFIM利得が比較的小さい傾向があります。
つまり、量という視点だけでは、質(効果)は高まらない、ということです。
また、退院前訪問指導の実施は、
リハビリ実績指数や自宅復帰率の向上に寄与することが示されており、
時期改定では、これらの取り組みが評価される可能性があります。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。