【理論と実践】地域と病院をつなぐ取り組み
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令和7年2月1日 医療・介護経営の理論と実践 2456号
■地域と病院をつなぐ取り組み
中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。
【新たな挑戦】
とある勉強会でお聞きした取り組みです。
リハビリマシンを一般開放するユニークな取り組みです・
わずか100円という手頃な価格設定で、地域の方々が気軽に利用できる仕組みを構築し、
医療機関ならではの特性を活かしたサービスを提供しています。
【予防的アプローチの重要性】
医療機関との関わりが希薄になりがちな元気な高齢者に対して、
早期からアプローチする重要性に着目されていました。
介護が必要になる前の段階から関係性を築くことで、元気な時期が続きます。
地域包括支援センターでのポスター配布や、
地域の回覧板を活用した広報活動により、着実に認知度を高めています。
【運営体制とサービスの特徴】
水曜と土曜の午後を活用し、相談員2名とリハビリ助手による体制を整備。
集団指導には動画を活用し、自立支援を促進しています。
要支援者向けのサービスでは、セラピスト2名を含む3名体制で効率的な運営を実現。
また、送迎システムの活用で、
スケールメリットを活かした効率的なオペレーションを実現しています。
予防的アプローチという視点で、
地域における新たな役割を構築されている点が素敵でした。
【まとめ】
医療機関による新しい予防的アプローチは、
地域住民の健康維持と、将来的な介護予防の両面で大きな可能性を秘めています。
専門性を活かしながらも、より身近なサービスとして展開することで、
地域包括ケアの新たなモデルとなることが期待されます。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士(登録申請中)、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。