【理論と実践】地域包括ケア病棟の大きな転換点
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令和8年2月19日 医療・介護経営の理論と実践 2838号
■地域包括ケア病棟の大きな転換点
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おはようございます。中神です。
令和8年度の診療報酬改定において、
地域包括ケア病棟(地ケア)は大きな転換点を迎えます。
ケアミックス型病院が知っておくべきポイントを、
3つ、ピックアップしてみます。
■新設加算で「支える医療」を評価
「身体的拘束最小化推進体制加算」が新設されました。
これにより、日々の丁寧な管理がしっかりと収益に反映される
仕組みへと強化されています。
また、介護支援等連携指導料、退院時共同指導料2、
リハビリテーション・栄養・口腔連携体制加算が包括から除外されたり、
在宅患者支援病床初期加算の対象拡大など、
地域包括ケア病棟の運用は、患者さんにとっても、経営にとっても、
大きな分岐点になりそうです。
■高額薬剤の「出来高化」で受け入れの幅が拡大
今回の改定では、抗がん剤、疼痛管理用麻薬、腎性貧血治療薬が
包括範囲から除外(出来高算定)されます。
これにより、薬剤費の持ち出しを気にせず、
がん末期や透析の患者さんを積極的に受け入れられるようになります。
また、初期加算の対象が「救急搬送」だけでなく「緊急入院」にも
拡大されるため、地域からの緊急受け入れへの評価も手厚くなります。
■白内障手術などの包括化による減収リスク
一方で、最大の「落とし穴」は水晶体再建術(白内障手術)の
入院などの包括化です。
これらは「短期滞在手術等基本料3」へと移行し、
DPCでも、地ケア病棟でも、当院の試算では、マイナスとなります。
運用の見直しが急務といえるでしょう。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

