【理論と実践】救急受け入れと多職種連携の推進

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令和7年12月30日 医療・介護経営の理論と実践 2787号

■救急受け入れと多職種連携の推進

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おはようございます。中神です。

令和 7 年 12 月 26 日1号(支払側)委員の意見を引用します。

年明けからの議論に注目です。

今回は、入院医療、特に急性期について。

「急性期一般入院料 1 について、
救急搬送受入れと全身麻酔手術の基準を導入し、実績が一定以上の場合のみ
看護配置7対1の拠点的な急性期一般病棟として認める等、
評価を細分化するべき。」

とあります。

今まで、人員配置や看護必要度などが話題の中心でしたが、
これからは救急搬送受け入れを実績要件としたしたい、ということで、
内科系の受け入れも評価する、というメッセージと思います。

さらに、

「看護配置7対1と 10 対1の差分を多職種配置で補充する場合には、
患者の安全と質の担保を前提に、それぞれの職種の専門性を生かした
協働となるよう、看護職による病棟マネジメントと
業務負担のモニタリングの仕組みを実装するべき。」

具体的には、これからですが、
看護師だけでなく、別の職種の配置でも基準を満たせる体制を作ることで、
看護師不足の解消、他職種連携の推進に繋げよう、という思いを感じます。

そして、その配置が医療の質、効率性を上げることを期待して、
のことでしょう。

それぞれの職種ごとの視点が混ざることで、
より多角的なキュア・ケアが展開できるように診療報酬改定を
活用したいですね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

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