【理論と実践】新たな地域医療構想と、医育及び広域診療機能

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令和7年8月1日 医療・介護経営の理論と実践 2636号

■新たな地域医療構想と、医育及び広域診療機能

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おはようございます。中神です。

今回は、地域医療構想の「医育及び広域診療機能」について学んでみましょう。

「医育及び広域診療機能」は、新たな地域医療構想において、
広域的な観点から確保すべき医療機関機能の一つとして位置付けられています。

主な担い手は、大学病院の本院であり、
役割は、医師派遣と人材育成であり、
広域な観点で、常勤医師や代診医の派遣を行います。

大学病院の以前からの役割と言えます。

医師の卒前・卒後教育をはじめとした医療従事者の育成を担います。
医師少数区域以外の派遣機能も重要とされています。
安定的な医師確保のためには、大学医局との関係が重要であり、
大学は急性期から在宅まで幅広い研修先の医療機関を必要とします。

また、専門的・総合的な診療として、
広域な観点が求められる診療を総合的に提供します。
特に、超高額医薬品が大学病院に集中していることから、
これらの機能の評価も論点となり得ます。

これらの機能が地域全体で確保されるよう、
都道府県と必要な連携を行う点が特徴と言えるでしょう。

特定の分野に特化した医療を提供する「専門等機能」とは異なり、
広範な医療提供と次世代の医療人材の育成を包括的に担うことで、
地域医療全体の持続可能性を支える役割を期待されています。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

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