【理論と実践】新たな地域医療構想と、高齢者救急・地域急性期機能
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令和7年7月28日 医療・介護経営の理論と実践 2632号
■新たな地域医療構想と、高齢者救急・地域急性期機能
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おはようございます。中神です。
昨日に続き、地域医療構想について。
今回は、高齢者救急・地域急性期機能です。
■超高齢社会を支える医療のカタチ!
超高齢社会の進展に伴い、高齢者の救急搬送が増加しています。
そこで注目されているのが「高齢者救急・地域急性期機能」です。
これは、ただ救急を受け入れるだけでなく、
患者さんが住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、
入院早期からのリハビリテーション、
栄養・口腔管理、そして在宅復帰支援までを包括的に提供する医療機関の役割を指します。
■急性期拠点機能とのチガイ!
先日、ご紹介した急性期拠点機能が、「治す医療」とすれば、
高齢者救急・地域急性期機能を持つ医療機関は、
多職種・他機関との連携を強化し、「治し支える医療」を実現することが求められます。
高齢者のADL(日常生活動作)低下を防ぎ、
質の高い地域完結型医療を目指します。
特に、2024年度の診療報酬改定で新設された
「地域包括医療病棟」がこの重要な役割を担うことが期待されています。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。