【理論と実践】時代の変化に「適応」する力を
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令和7年10月29日 医療・介護経営の理論と実践 2725号
■時代の変化に「適応」する力を
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おはようございます。中神です。
昨日に続いて、『経営は何をすべきか(ダイヤモンド社) 』(ゲイリー・ハメル氏 著)についてアウトプットします。
なかなかの難解な本です。
読んだだけだと、深く理解できません。
ただ、とても大事なことが書かれていることは、分かります、
ということで、今日は第3部「適応力」についてアウトプットします。
医療業界も、変革の時です。
コロナの補助金がなくなって以降、経営は悪化の一途です。
令和6年度の診療報酬改定では、病院の経営を支えるような点数設定は行われませんでした。
上がる人件費に、物価、費用は増える一方で、収益は一定です。
各種医療団体から、令和8年度の診療報酬改定では、
1割以上の増加を求める、といった声もあります。
期待して、しかし、期待しすぎず、待ちたいと思います。
とはいえ、待っているだけでは座して死を待つのみです。
この変化の時代で何をすべきか。
まさに変革が必要だと考えています。
その「適応力」について学んでいきます。
本書の中では、
適応力の高い企業は、破滅の足跡を聞かなくても戦略を再考する、
時代の変化に呑み込まれる前に自己革新を遂げる、
と言われています。
しかし、医療機関は、どうでしょうか。
赤字の病院が増えていると聞いても、
自分たちの病院は大丈夫、と考えていないでしょうか。
複雑な階層、頭でっかちの官僚制、細かい役割分担、凝り固まった慣習。
これらを取り払い、使命感を新たにしない限り、生き残れない、
と言われます。
適応力の高い組織を築くには、
適応力の高い人材が必要です。
そこで求められる資質は、謙虚、誠実、熱意であります。
次回は、このあたりを深堀りしたいと思います。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

