【理論と実践】本体の改定率 3.09%増の内訳
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令和7年12月24日 医療・介護経営の理論と実践 2781号
■本体の改定率 3.09%増の内訳
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おはようございます。中神です。
本体の改定率は、3.09%増です。
その内訳は、以下の通りです。
賃上げ対応は、1.70%。
これは、予想通りですね。
そして、物価対応は、1.29%。
物価0.76%、食費・光熱水費0.09%、その他0.44%とありますが、
どの点数で評価されるのか、基本点数での設定が濃厚でしょう。
そして、政策改定(通常改定)として、0.25%。
これには、医療の高度化、医療の高度化への対応、
地域で高度・救急医療を支える医療機関への重点配分、等ですね。
救急医療、高度急性期が評価される、ということです。
そして、適正化・効率化の部分で、▲0.15%です。
外来・在宅の適正化として、訪問看護、在宅医療の適正化、
一般名処方加算の見直し、医療機関・薬局等が連携した残薬対策の推進、
長期処方・リフィル処方の取組強化。
これは、私のような中小病院には手痛い改定です。
どの部分が適正化されるのか、
過去の議論、これからの議論のキャッチアップを行っていきましょう。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。


