【理論と実践】止血としての施策、構造的な治療としての改定

~医療・介護に関わる職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~

ご友人等へのメルマガ紹介はこちらから。
https://www.mag2.com/m/0001682907

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
令和7年12月8日 医療・介護経営の理論と実践 2765号

■止血としての施策、構造的な治療としての改定

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

おはようございます。中神です。

ここ最近の医療トピックです。

2025年度補正予算案における、
医療・介護機関の物価高騰・賃上げ対策を含む
「医療・介護等支援パッケージ」。

そして、補正予算止血とすると、
2026年度診療報酬改定は、構造的な治療と言えるでしょう。

病院の深刻な経営状況と
人件費増を踏まえた大幅なプラス改定の必要性や、
インフレに対応するための診療報酬の毎年改定への移行などが、
中医協で活発に議論されています。

社会保障制度の抜本的な見直しも議論されています。

・OTC類似薬の保険適用に関する自己負担導入
・高齢者医療における窓口負担の年齢区分の見直
・出産費用を公的保険で賄うための基本単価の提案

などは、私たちにも関係が深い内容です。

さらに、

・医療機関のデジタル化推進(DX)の課題、
・民間病院の営業赤字が過去最悪水準に達している現状

などもあります。

医療機関、そこで働く職員、患者・利用者ともに、
同じままではいられない、ということを認識し、
自ら変化しなければならないという意識改革が求められます。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。

◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
https://hcmi-s.net/weblesson-hcm/jmp_consult_01/  (講座)
https://healthcare-mgt.com/article/iryo/jmp_consulting01/  (紹介)

◇過去の内容、記事はこちらから是非(^-^)
https://wakuwaku-kokoro.net/

◇試験勉強や本の学びをアウトプットしているYouTubeチャンネルは、こちらです(^-^)
https://youtube.com/channel/UC_PiglYG9qTBjlJ3jt3161A

この記事を書いたのは、こんな人。
ーーーーーーーーーーーーーーー
中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA