【理論と実践】理念の共有と、日々のアクション
~医療・介護に関わる職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~
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令和7年11月2日 医療・介護経営の理論と実践 2729号
■理念の共有と、日々のアクション
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おはようございます。中神です。
病院経営を取り巻く環境は大きく変化しています。
その中、大事にすべきことは何か、まずできることは何か、考えてみたいと思います。
■理念の共有
・理念を実践する
それぞれ病院には、理念があると思います。
私が所属する病院の理念であれば、「自利利他の精神」という言葉があります。
患者さんのためになることが、結果として私たち職員のためにもなります。
この循環を作り出すことが、持続可能な病院経営の基盤となります。
それぞれの病院が大事にしている理念と情熱を共有し、
一人ひとりが主体的に動く組織文化を作っていくことが遠回りのようで近道といえます。
■明日から始められる3つのアクション
・隣の部署の人・仕事を知る
隣の部署の業務を理解することから始めましょう。
月に一度でも、現場に行ったり、業務を見学したりすることで、
新たな協力の可能性が見えてきます。
・ 「だから、どうするか」を考える
問題を報告するだけでなく、「だからどうするか」まで考える習慣をつけましょう。小さな思いつきや発信でも構いません。
その積み重ねが組織を変えていきます。
・DXツールに触れてみる
生成AIなどのツールを恐れずに使ってみましょう。
最初は簡単な文書作成から始めて、徐々に活用の幅を広げていくことで、
一人一人の生産性が上がっていけば、
組織として、大きな成果を生み出せます。
■終わりに
病院経営は厳しい局面にあります。
政府の動きに期待しつつも、
外的要因の変化に対応するには、内部の変化も必要です。
理念を共有し、縦割りの壁を越え、DXを味方につけていくことで、
解決できることもあります。
強制的に挑戦できる「機会」と捉え、乗り越えていきたいですね。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。
◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
https://hcmi-s.net/weblesson-hcm/jmp_consult_01/ (講座)
https://healthcare-mgt.com/article/iryo/jmp_consulting01/ (紹介)
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◇試験勉強や本の学びをアウトプットしているYouTubeチャンネルは、こちらです(^-^)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。


