【理論と実践】生成AIは重荷でなく、味方
~医療・介護に関わる職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~
ご友人等へのメルマガ紹介はこちらから。
https://www.mag2.com/m/0001682907
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
令和7年1月3日 医療・介護経営の理論と実践 2427号
■生成AIは重荷でなく、味方
中神勇輝(なかがみゆうき)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おはようございます。中神です。
最近、ある生成AI勉強会に参加してきました。
そこで得た学びは、AIとの向き合い方を大きく変えるものでした。
◆「使わなきゃ」から「使いたい!」へ
「時代に取り残されないように使わなければ・・・」
という義務感からAIに向き合っていないでしょうか。
しかし、この勉強会を通じて、その考えが大きく変わりました。
AIは私たちの「面倒な作業」を効率化してくれるパートナーとm
あらためて実感。
例えば、膨大なPDFドキュメントの分析や、
経営データの整理など、これまで時間をかけて行っていた作業を、AIが支援してくれます。
◆興味深かったツールたち
勉強会では、いくつかの実用的なAIツールも紹介されました。
1)ChatGPT
有料版を使えば、自前のチャットポッドを作成できます。
例えば、PDFの治療のガイドライン等を読み込ませて活用することで、
数値情報に加え、画像データからでも、診断、治療等を提案してくれます。
2)Claude
Claudeは各企業の特徴を踏まえた経営分析が得意とのこと。
特に、指示の仕方を工夫することで、より精度の高い結果が得られます。
損益計算書や貸借対照表などのPDFデータを読み込ませます。
例えば、医療法人、中小病院という特徴を踏まえて分析して、
小学生に分かるように説明ください、など、することで、
ビックリするぐらい分かりやすく説明してくれるそうです。
3)NoLang
PDFをスライドにして、さらに読ませることができます。
動画作成を効率化してくれます。
4)PLAUDNOTE
専用端末(約28,000円)を購入すれば、一定時間まで、
音声を文字化し、要約までしてくれる高機能AIツールです。
5)felo
無料で使える多機能AI。
様々な提案をしてくれる優れものです。
6)イルシル
スライド生成Aで、プレゼン資料作成に特化したAIツールです。
◆AIと上手に付き合うコツ
勉強会を通じて印象的だったのは、「人間にしかできないことに集中する」という考え方です。
確かにAIは優秀ですが、それは私たちの創造性や判断力を補完するものであって、
置き換えるものではありません。
具体的には:
コミュニケーションにより多くの時間を使う
実際に手を動かす作業の価値を再認識する
AIの出力を人間の視点でブラッシュアップする
◆まとめ
PDFのガイドラインをAIに読み込ませ、
それをもとに分析やスライド作成を依頼する方法は特に興味深いものでした。
生成AIは、使わなければならない「重荷」ではなく、
私たちの仕事や生活をより豊かにしてくれる「味方」なのだと実感できた勉強会でした。
これからは、AIと上手に付き合いながら、人間らしい価値を生み出していきたいと思います。
皆さんも、AIをただの流行りものとしてではなく、
パートナーとして活用してみてはいかがでしょうか。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。
◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
https://hcmi-s.net/weblesson-hcm/jmp_consult_01/ (講座)
https://healthcare-mgt.com/article/iryo/jmp_consulting01/ (紹介)
◇過去の内容、記事はこちらから是非(^-^)
https://wakuwaku-kokoro.net/
◇試験勉強や本の学びをアウトプットしているYouTubeチャンネルは、こちらです(^-^)
https://youtube.com/channel/UC_PiglYG9qTBjlJ3jt3161A
この記事を書いたのは、こんな人。
ーーーーーーーーーーーーーーー
中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
医療経営士1級、中小企業診断士2次試験合格(2023年度)、登録活動中。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書