【理論と実践】生成AI導入の実践事例と課題

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令和7年9月3日 医療・介護経営の理論と実践 2669号

■生成AI導入の実践事例と課題

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おはようございます。中神です。

今日のテーマは、生成AI導入の実践事例と課題です。

■医療現場でのAI活用事例

1つの事例を紹介します。

薬剤業務において生成AIを活用し、
従来4-5時間要していた書類照合作業を約15分に短縮することに成功した。
化学療法関連の申請書類と各種ガイドラインの照合を自動化し、
医療スタッフの負担を大幅に軽減している。

という話をお聞きしました。

人間でも、時間をかければ、
多くの情報を確認し、処理することは可能ですが、正直、大変です。

「時間をかければ、できること」は、
AIの出番といえますので、そんな業務をしている時は、
改善のヒントと言えますね。

■一般的な活用事例

今後、新入社員世代は「AIネイティブ」として入社してくるでしょう。
一方、既存社員の多くはAI活用方法を理解していないこともあります。

その中、できることは、
スモールスタートで成功体験を積み重ねていくことです。

実践的な活用例として、まず初級レベルとして、
音声入力による日報・議事録作成です。

次に、中級レベルとして、
専門文献の要約・翻訳システム構築、
経営分析や戦略立案のブレインストーミング支援としても使えます。

最後に、上級レベルとして、
データ処理の自動化(表計算ソフトとの連携)、
プレゼンテーション資料の自動生成、
コンテンツ制作の効率化もあります。

■導入のポイント

1)スモールスタートの重要性

まず簡単なタスクから始めましょう。
成功体験を組織内で共有したり、
「アンバサダー制度」による横展開も有効です。

2)適切なツール選定

無料版から始めて段階的に有料版へ移行します。
用途に応じた複数ツールの使い分けも有効です。
3)組織文化の変革

組織においては、経営層の理解と率先した活用が重要です。
評価制度への組み込みもできると良いです。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。

◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

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