【理論と実践】組織の目標と個人の目標、どのように関わり合うか

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令和6年6月29日 医療・介護経営の理論と実践 2239号

■組織の目標と個人の目標、どのように関わり合うか

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

あなたの人生で、大きな目標を立てて、達成した時に感じたことは何でしょうか。
私は、ひと安心、新しい未来への希望、自己肯定感の向上の3つです。

さて、今日は、組織における目標管理で大事なことについて考えてみます。

(Canva マジック生成で作成)

1、目標が、私たちの日々の行動や心にどのように影響があるか

1)組織と個人の目標

組織として、部署として、目標について話し合う機会を設定することで
組織の目標がスタッフ一人一人に腹落ちします。
その腹落ちが、より適切な個人目標の設定につながる、という点が目標管理のミソです。
組織の目標が個人の目標とリンクする、ということです。

もちろん、組織の目標の達成感と個人の納得感が異なる可能性もあるので、
折り合いが難しい点もあります。
だからこそ、1対1で話をしたり、立てた目標や実施状況を共有したり、
確認し合うことが必要ですね。

2)目標がない場合とある場合

目標を立てることで未来への道筋が明るくなり、モチベーションが上がります。
目標は生きがいです。
やりがいのある目標を設定することが重要です。

そして、そのプロセスの中で、達成状況を確認していくことで、
「できていること、できていないこと」が明確になっていきます。

逆に、目標を立てない場合、どうなるでしょうか。

評価軸が、他人からの評価だけになってしまう可能性があります。
他人の評価ほど、無責任で、いい加減な評価はありません。
もちろん、大事な意見もあるかもしれませんが、
その意見に左右されてしまうだけでは不幸ですし、
働くことが辛いだけになってしまいかねません。

自分で目標を立てるからこそ、自分を評価できます。
喜べます。
過去の自分と成長したことを実感できます。
達成できなかったとしても改善しているかどうかは見えます。

2、スタッフから上司に求める関わり

スタッフが上司に求める役割は何でしょうか。
仕事のフォローや、成長を助ける関わりを持って欲しいと思います。

関心を持って欲しい。
声をかけて欲しい。
ほったらかしにしないで欲しい。
自分が立てた目標に興味を持って欲しい。

そんなことを思っているのではないでしょうか。
お互いに言葉を交わす機会を設定したいものです。

3、上司からスタッフへの関わり

分かりやすいのは、1対1ミーティングの設定ですね。
また、深く関われるスタッフ数としては、3人〜5人程度でしょう。

それらのスタッフと相談しやすい機会・面談を設定することで、
より成長できるようになるでしょう。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
2023年、医療経営士1級に合格!
2023年、中小企業診断士の1次試験の2次試験は突破、次は登録。
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。

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