【理論と実践】賃上げの実効性確保のための対応

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令和7年12月29日 医療・介護経営の理論と実践 2786号

■賃上げの実効性確保のための対応

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おはようございます。中神です。

「診療報酬改定について」(12 月 24 日の予算大臣折衝)の資料を
確認してみましょう。

■看護補助者と事務職員に対して

今回の賃上げ措置は、幅広い医療関係職種において
物価上昇を超える賃上げを実現するために行われます。

さらに、看護補助者と事務職員に対しては、
他産業との人材獲得競争に直面していることも踏まえた上乗せて
措置を講じるもの、とあるように、前回の改定からの改善点です。
なんとか、人材獲得で戦える土台を作らねばなりません。

■政策目的の実現に向けて

令和6年度改定で入院基本料や初・再診料により
賃上げ原資が配分された職種についても、
(40 歳未満の勤務医師・勤務歯科医師・薬局の勤務薬剤師、事務職員等)
令和6年度改定でベースアップ評価料の対象とされた職種
(看護職員、リハビリテーションを担う職員、病院薬剤師等)と同様に、
実際に支給される給与(賞与を含む。)に係る
賃上げ措置の実効性が確保される仕組みを構築する、とあります。

有難いことですが、
ただただ願うことは、
できるだけシンプルな仕組みであっていただきたいと思います。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

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