【理論と実践】食事療養の現状と対策(入院・外来医療等の調査)

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令和7年8月25日 医療・介護経営の理論と実践 2660号

■食事療養の現状と対策(入院・外来医療等の調査)

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おはようございます。中神です。

今日のテーマは、病院経営に欠かせない「食事療養」についてです。
物価高騰は、給食委託のコスト増に大きな影響を与える点からも重要です。

■食費基準額の改定と運営への影響

令和6年6月から1食30円、令和7年4月にはさらに20円の食費引き上げが実施されました。
しかし、それ以上に、給食関連の支出の増加は続き、経営に与える影響は大きいです。

多くの医療機関では、全面委託施設で給食委託費の増額対応、
一部委託・直営施設では給食内容の見直しによる経費削減が主な対策となっています。
委託業者からの値上げ要請への対応や、一部では委託から直営への切り替えも見られます。

■特別な配慮が必要な食事への対応

嚥下調整食のことも触れられています。
嚥下調整食は、特別食加算の対象外でありながら、一定のニーズがあり食材費も高額です。
見た目と栄養価を向上させた嚥下調整食は、
患者のエネルギー摂取量やADL改善につながる可能性があります。
入院中、そして退院後の生活改善につながる役割を担っている訳ですが、
こういった部分を評価することも、健全な運営、経営には重要です。

■食堂利用と特別メニューの現状

食堂加算の算定率は約7割ですが、希望患者のみの利用が多く、未活用の食堂も存在します。
コロナ禍で使用しなくなって、そのまま使うことがなくなった、という意見もあります。

また、患者の多様なニーズに応えるため、追加料金による特別メニューの提供も可能です。
行事食は無料提供が一般的で、選択メニューやハラール食も一部無料で提供されています。

これらの情報を踏まえ、事務として考えられることは何でしょうか。

食事療養費として、どの程度の収入があるかは医事課の領域です。
どのような食事を提供するかは、管理栄養士の領域です。
今後、これらの収支管理をいかに行なっていくか。
一つの部署に丸投げせずに、情報を共有・収集し、
話し合い・助け合いで進めていく必要があると思います。

参考:(令和7年度第9回) 入院・外来医療等の調査・評価分科会 令和7年8月21日(木)

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

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