【理論と実践】 医療機関と行政の業務効率化の方向性

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令和7年12月3日 医療・介護経営の理論と実践 2760号

■医療機関と行政の業務効率化の方向性

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おはようございます。中神です。

2026年度の診療報酬改定に向けて、中医協の議論も増えてきました。

医療経営の持続可能性を確保するため、
コスト構造の改革と業務効率化が強く推進されています。

高齢化に伴い、増加する労働投入量が課題とされる医療・介護産業において、
より少ない労働投入量で質の高いサービスを提供できるよう、
業務の効率化・合理化が不可欠です。

医師の働き方改革の観点から、
生成AIなどの活用による業務効率化が進められています。

例えば、退院時サマリ作成時間が最大100%削減された事例。
(医師事務作業補助者による下書きの場合)

WEB問診やAI問診、生成AIにより、
1問診あたり最大50%の時間が短縮された事例もあります。

さらに、行政手続きの面でも、
施設基準の届出について、様式の簡素化や添付資料の低減、
会議や研修におけるICTの活用による非対面開催の容認など、
事務の効率化が図られる見込みです。

生産性の向上は、必須の取り組みです。
そして、進化の速い領域でもありますので、
日々、情報収集を行い、備えて、取り入れていく必要がありますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。

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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

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