【理論と実践】2026年度診療報酬改定に向けた重要議題―急性期の評価

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令和7年10月12日 医療・介護経営の理論と実践 2708号

■2026年度診療報酬改定に向けた重要議題―急性期の評価

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おはようございます。中神です。

10月8日の中医協総会で、2026年度改定に向けた重要な議論が行われました。
事務職として注目すべき点は2つです。

■重症度、医療・看護必要度の見直し

2024年改定で「救急搬送後の入院」評価期間が5日から2日に短縮され、
内科系症例の該当患者割合が低下しました。

今回、厚労省は救急搬送の評価日数延長案や、救急搬送件数を指数化する案を提示しています。
これらは、シミュレーション結果を踏まえて検討が進む予定です。
急性期一般入院料の施設基準への影響が予想されるため、
自院で、該当する患者の割合について、一度、確認しておくことが重要です。

■急性期加算の統合

「総合入院体制加算」と「急性期充実体制加算」が統合される方向性が示されました。
両加算の算定状況や、統合後の新要件を確認し、
算定継続の可否を早期に検討する必要があります。

今後の中医協の動向に注目していきましょう。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

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