【理論と実践】DXの前に—2045年を見据えて
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令和7年12月10日 医療・介護経営の理論と実践 2767号
■DXの前に—2045年を見据えて
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おはようございます。中神です。
このところ、「DX」という言葉をやたらと耳にします。
デジタルトランスフォーメーションの略です。
しかし、多くの組織が陥る罠があります。
それは、デジタル化そのものが目的化しているということです。
■2045年という現実
少し先の未来を想像してみてみます。
2045年を考えてみます。
私たちの仕事の半分は、AIに担われている可能性があります。
それは脅威ではなく、もはや現実であり、
すでに、その兆候も感じていることでしょう。
だからこそ、2025年に入社する人たちの20年後を考えると、
入社数は確実に半分になります。
では、その時代に何が起きるのか。
人員が減少する中でも、私たちは患者さんに、利用者さんに、
サービスを提供し続ける必要があります。
■変革の出発点は「内側」から
正しいDXのプロセスは、こうです。
まず、自分たちの「内側」を見つめること。
変わるべきところは何か。
非効率な業務プロセスは何か。
情報が分断されているのはどこか。
判断が遅れているのはなぜか。
そうした問いに答えた後に、初めて必要なDXが見えてきます。
■デジタル化は手段。変革こそが目的
「DXを推進する」という掛け声は聞こえますが、実
は大事なのは「何を変革するのか」という問いです。
デジタル化が大事なのではなく、
内部のどこを、どのような目的で変革させたいのか。
そこを考えることなしに、ツールだけを揃えても、
それは単なる「IT投資」に過ぎません。
組織の内部構造を理解し、業務フローを問い直し、データの流れを設計する。
その上で、必要なデジタルツールが初めて活きてきます。
ここを見落とすことで、
ITコストが増えた割に効率化が進まない、という問題が発生します。
■むすびに
2045年、人が少なくなる社会でも、
私たちは変わらぬ価値を提供していなければなりません。
その時に支えるのは、テクノロジーではなく、意思のある変革です。
DXとは、決してシステムの話ではありません。
それは、自分たちが本当に何を大切にするのか、どう変わるべきなのか、
を問い直すプロセス、と言えます。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
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◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。


