【理論と実践】診療報酬と総務課と掲示物
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令和6年7月5日 医療・介護経営の理論と実践 2245号
■診療報酬と総務課と掲示物
中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。
【はじめに】
令和6年度の診療報酬・介護報酬改定対応に奔走されている医療機関が多いことでしょう。
私もその一人です。
・急性期の厳格化と高齢者救急医療の受け入れ態勢の整備
・基本診療に対する賃上げ分の上乗せ
・負担軽減や連携を促進する取り組み・DX化の評価
・感染対策の労力を補填する加算
・生活や食事を支え、改善するための多職種の協働、地域との連携
を推進するために、新規点数の設定、既存点数の是正が加わったと感じます。
森(全体)を見て、木(個別項目)を見ていく必要があります。
【本日の内容】
本日のテーマ・内容は、「診療報酬と総務課と掲示物」です。
(はじめに)
先日、フルマラソンに向けて、15kmランをしました。
曇り空で、走りやすい気候でしたが、
実は、その1週間前に走った16.1kmランの時より足が重かったです。
その理由を考えみると、いつもより睡眠時間が短かったことが違いです。
人間、体力回復には適切な睡眠が必須ですね。
1、掲示物と総務課
さて、本題です。
総務課にマネジャーをしています。
総務課では、掲示物の作成を担当しており、
診療報酬における掲示物と切っても切り離せない関係があります。
また、2024年の診療報酬改定では、医療DXの推進の中、
書面掲示について、ホームページなどで閲覧可能な状態にすることが求めらました。
令和7年5月31日までの経過措置が設けられていますので、
それまでに計画的に準備したいものです。
2、取り組み
診療報酬における掲示物管理は重要な仕事です。
適時調査等で不備があれば、真っ先に指摘を受ける部分です。
情報提供・公開が叫ばれる中で、
いろいろな診療報酬の項目で、掲示の義務が言われます。
その掲示物について一括管理できているかというと、
届出時や、7月(今度から8月)報告など、都度の対応で、
作成してきたという医療機関も多いことでしょう。
ただ、これだけだと本当に適正に管理できていると言えません。
まずは、現状の掲示物の一覧化、
そのうち、施設基準に関連する項目のピックアップ、
施設基準ごとに定期的な更新等・管理、
ホームページ等への掲載。
といったように、計画を立てて、タスクを細分化し、
経過措置終了までに整備していきたいものです。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。
◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
2023年、医療経営士1級に合格!
2023年、中小企業診断士の1次試験の2次試験は突破、次は登録。
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。