【理論と実践】やる気と集中力を引き出す技術
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令和6年9月27日 医療・介護経営の理論と実践 2329号
■やる気と集中力を引き出す技術
中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。
今日は、森田敏宏氏の「やるべきことがみるみる片づく
東大ドクター流やる気と集中力の引き出す技術」の学びをシェアします。
私たちの日常に潜む「やる気」と「集中力」を引き出す具体的な方法が提案されています。
実際の医学と心理学の知見を融合させ、効率的に作業を進めるための技術を教えてくれています。
1、視界をクリアにする
通知が視界に入るだけで、私たちの脳は刺激を受け、作業効率が低下します。
このため、デジタル通知を管理し、集中力を維持する環境を整えることが重要です。
周囲の distractions(注意や集中力を妨げるもの、気を散らす要因)を排除することで、
心の余裕が生まれます。
2、ワーキングメモリーの強化
ワーキングメモリーを鍛えるためには、複数の仕事の手順を思考の中で組み立てる訓練が必要です。
具体的には、詰将棋(限られた手数で相手の王将を詰めることを目的とするパズル)
のように論理的に考えるトレーニングが効果的です。
しかし、即効性を求める場合は、脳の負担を減らす「脳の断捨離」が鍵となります。
3、やるべきことの再評価
多くの人は「やらなければならないこと」が増えていると感じがちですが、
実はその多くは本当に重要ではないことです。「本当にやるべきこと」を見極めるために、
リストを作成し、優先順位をつけることが効果的です。
4、効率的なリソースの活用
「ヒト」「モノ」「カネ」というリソースを効果的に活用しましょう。
他の人に助けを求めることで、自分の負担を軽減できます。
また、プロジェクトをタスクに分解することで、自分が本当にやるべきことが見えてきます。
5、時間管理と集中力の関係
時間が足りないという「時間欠乏症」は、集中力を奪います。
この症状を克服するためには、自分の目標を設定し、時間の使い方を見直すことが重要です。
時間を「密度」で捉え、どれだけの成果を出せるかを意識しましょう。
6、具体的な行動計画を立てる
目標を設定したら、それを達成するための具体的なステップを考えます。
目標シートを作成し、時間軸や項目ごとに分けて、進捗を確認する習慣を持ちましょう。
この方法で、物事が進んでいる実感を得られます。
7、モード切替の重要性
作業モードへの切り替えも重要です。
例えば、ドクターが手術の際に手術着を着るように、
何か特別な儀式やルーチンを持つことで、仕事への集中力を高めることができます。
8、自己ベスト更新を目指す
作業の時間を計測し、自己ベストを更新することを目指しましょう。
自己ベストを意識することで、達成感が得られ、モチベーションも上がります。
9、健康とパフォーマンス
最後に、健康管理がパフォーマンスに与える影響も無視できません。
特に血糖値の管理は、エネルギーの持続性に直結します。
甘いものは控え、安定したエネルギー供給を心がけましょう。
まとめ
森田氏の提案する技術は、単なる効率化だけではなく、
自己管理やメンタルヘルスの観点からも効果的です。
自分自身の生活や仕事に役立てることで、より充実した日々を送ることができるでしょう。
やる気と集中力を高めるために、ぜひ実践してみたい内容でした。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
医療経営士1級(2023年合格)、中小企業診断士2次試験合格(2023年度)、次は登録。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。