【理論と実践】「編集とは何か。」を読んで感じたこと。vol.1

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令和6年10月22日 医療・介護経営の理論と実践 2354号

■「編集とは何か。」を読んで感じたこと。vol.1

中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。

「編集とは何か。」

これから、編集に関する仕事を担うことになりましたので、
そもそも「編集とは何か。」知る必要が出ました。

14名の編集者のインタビューが紹介されている
「編集とは何か。」を手に取ることにしました。

対話形式なので、面白く読むことができます。

その所感vol.1、です。

まずは、文藝春秋の編集長の言葉です。
インスピレーションをいただいた「内容」(一部改変)から所感をシェアします。

1)「編集を面白がっている」

この思考は全ての仕事に共通する大事な視点です。

2)「とりあえずはじめてみる。前例のないことをずいぶんやった。
いつもいつも、そううまくいくわけじゃない。当然失敗だってたくさんした。」

挑戦には、失敗がつきものです。
後でも似たようなことが出てきますが、
読者が今、知りたい!ということにフォーカスできているかどうか、
これがポイントで、
前例に従ったとしても、読者が知りたいことであれば良いと思いますし、
そうでなければ、前例のないことをすることも必要です。
結局は、顧客に視点が向いているか、と感じます。

3)「異常な情熱、のめり込みが大きな流れを生み出す。」

手練手管も大事ですが、その手練手管を生み出そうとする源流こそ、
大事です。

4)「現実的なブレーキは極力かけないようにする。
一流のクリエイターに思い切りフルスイングしてもらうようにする。」

相手に全力を出してもらえるような関わりは極めて大事です。

5)「これは!という人を見つけたら、
その後も連絡をとって知り合いを増やしていく。
ニュースソースを持っていない人間は、やっぱり何も書けない。」

どんな世界も、人脈は大事ですし、
人脈は、待ってても生まれないので、どんどん声をかけていくことが重要ですね。
それらの方に、時に自ら価値を提供しつつ、時に助けてもらう関係性を作りたいものです。

6)「寄り道も大事。
自分の世界は狭いし、若いうちは流されることも大事。
いろんな仕事を経験。」

これ一本と決めて突き進むことも良いと思いますし、
いろいろな経験を積んでいくのも大切です。
詰まるところ、大事なのは、それらの経験を、
自分の成長や周りへの価値提供につなげられているかどうか、
捉え方次第だと思います。

7)「ブレーキをかけない。
読者が、その時知りたいと思っていることを突き止めて書く。
読者の知りたいことを書くことが最優先事項。」

編集における優先事項は何か、ということが知らされる内容です。
その業界によって、価値観や取り得る選択肢は変わると思いますが、
大事なのは、顧客視点でしょう。

8)「つまらない駆け引きを弄したり、ウジウジ遠慮していてはダメ。
ダメで元々、一歩踏みだす、懐に飛び込む。」

失敗してもOKという思考で動くことが大事です。

10)「局長時代は、端的にいえば、稼ぐ仕組みを作る。」

プレイヤー、マネジャー、それぞれの立場によって
求められるものは変わります。
その都度、適切な立ち回りをすることが他者貢献になります。

11)「スクラップだけでなく、究極のビルド型へ。
じゃあ、どうすればいいのか、というところに言及する。」

言いっぱなし、批判だけでなく、
建設的な意見、助言も言えるようにしたいものです。

12)言いたいことを言うための前提は、本当のことを知ること。」

正しい知識を蓄えて、経験を積んで、
主張したいものです。

13)「面白いことに本気になる。価値観が衝突した場合には、対話が必要。
価値観や考え方が衝突する場面では常に、できるだけ話し合う。」

言いたいことを言うことは大事です。
しかし、お互いの正義があるため、ぶつかります。
そこで、対話が必要です。
対話なしでの協調は、見た目だけのものであり、
いつか崩壊する、と感じます。

14)「覚悟が必要。伝えたことには責任がある。
安易に撤回や謝罪をしてはならない。」

発言や記事を書くことへの責任の重さを感じる内容でした。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
医療経営士1級(2023年合格)、中小企業診断士2次試験合格(2023年度)、次は登録。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

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