【理論と実践】医療現場を変革する!NotebookLMで作る自分専用AI
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令和7年4月16日 医療・介護経営の理論と実践 2529号
■医療現場を変革する!NotebookLMで作る自分専用AI
中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。
医療機関の運営や診療報酬に関する膨大な書類、複雑な施設基準の解釈・・・。
日々の業務に追われる中で、これらの情報を即座に引き出せたら、どれほど便利でしょうか。
■NotebookLMとは?
そんな悩みを解決できそうなサービスがあることを聞きました。
Googleが提供する「NotebookLM」です。
このツールを使えば、いわゆる自分だけの専用AIを作成できます。
自分の情報をAIに学習させられるので、
一般的なAIと違い、情報源を自分でカスタマイズできる、ということです。
しかも、まずは無料から始められます。
■医療現場での活用法
例えば、こんな使い方はいかがでしょうか。
・診療報酬の点数本データを取り込み、複雑な算定条件をすぐに確認
・施設基準の疑義解釈集をインプットし、自院の状況に合わせた回答を得る
・院内マニュアルや過去の事例を学習させ、タスクシェアや新人教育に活用
特に魅力的なのは、公開されていない内部資料や
自院特有の問題についても質問できることです。
一般のAIでは得られない、オーダーメイドの回答が得られます。
■自分の分身を作る
さらに進んだ活用法としては、
自分の仕事の進め方やフレームワークを学習させることで、
いわば「デジタル分身」を作り出すことで、
チーム内での知識共有や業務の効率化にもつながります。
■まずは無料版から
まずは無料版から試してみて、効果を実感できれば有料版への移行も検討する、
というステップを踏むのが賢明でしょう。
トライアンドエラーを繰り返しながら、
自分にとって最適な「AIパートナー」を育てていくプロセスも楽しいはずです。
■まとめ
ノートブックLMの活用は、単なる業務効率化にとどまらず、
医療現場における知識管理の新たな形を提案しています。
自分だけの専門知識を詰め込んだAIパートナーであり、
医療DXをさらに加速させることができそうです。
自分専用のAIアシスタントで、煩雑な事務作業から解放される日が
あっという間に来るでしょう。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。
◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。