【理論と実践】改定DXと共通算定モジュール
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令和7年10月10日 医療・介護経営の理論と実践 2706号
■改定DXと共通算定モジュール
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おはようございます。中神です。
2026年度診療報酬改定DXの動きについて見てみましょう!
レセコン含め、システム変更・維持には多大なコストがかかります。
基盤システムであるが故に、医療機関としても導入せざるを得ない場合が多く、
売り手が強い市場と言えるでしょう。
■共通算定モジュールの本格運用
厚生労働省は、2026年度診療報酬改定に伴う「改定DX」において、
医療機関を対象とした共通算定モジュールの本格運用を開始します。
これは診療報酬の算定や窓口負担金の計算を行う全国共通の電子計算プログラムであり、
医療機関のシステム改修コスト削減が目的です。
■請求支援機能の開発
共通算定モジュールの追加機能として、
2026年度末までにレセプトの作成・請求を行う請求支援機能の設計・開発を行う計画です。
■その他の改定DX
医療機関の負担極小化を目指し、共通算定マスタ・コードの整備、
電子点数表の改善、各種帳票類の標準様式統一、病院情報システム群のデータ連携の互換性確保、
医療費助成マスタの作成などが挙げられています。
システム会社の開発力、企業努力で、医療機関の業務効率化が進んだことは間違いありません。
しかし、その一方でコストがかかっている領域でもあり、
国の施策が私たちにどのような影響を与えるのか、注視すべき領域ですね。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。