【理論と実践】『言語化大全』第2章から学ぶ、具体化のコツ

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令和7年10月18日 医療・介護経営の理論と実践 2714号

■『言語化大全』第2章から学ぶ、具体化のコツ

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おはようございます。中神です。

昨日に続き、山口拓朗さんの『言語化大全』の、第2章。
学びと実践のヒントが多いです!

■日常業務で「なぜ?」を意識していますか。

興味があることに対して「なぜ〇〇がこんなに〇〇なのだろう」と細部まで
具体的に調べ、それをアウトプットすることで、自然と具体化の力が身につきます。
日常生活でも、気になることはとことん調べて、人に話したくなります。
あれと一緒です。

事実を伝える時は5W1Hで具体化することは大事です。
より伝わりやすくなります。
意見や感想も「ざっくり一言→なぜ→例えば」の3段階で掘り下げること。
この3段階がとても良いです。
よく分からないことも、まずは、「ざっくり言うと、これです!」
ということから始めてみると、思考のきっかけになります。

■言語化とは分解・深掘り!

思考や企画を「言語化できません」と言う前に、
できない理由を具体的に分解することが大切です。

できない理由は、複雑に絡み合っていたり、
思考が浅い・狭いことが原因であることが多いものです。
まずはとりあえずの方向性を示してから掘り下げる、
という姿勢で臨みましょう。

メリット・デメリット、ビフォーアフター、
類似点・相違点、誰に勧めるか、どうやってするのか、
といった多角的な視点で「なぜ」や「例えば」を使って掘り下げることで、
思考の浅さや狭さを克服できます。

■解像度を高める3つのポイント

説明の解像度を高めるには、

①数字を使う、
②固有名詞を使う、
③抽象的な言葉を減らす、

この3点を意識しましょう。

「早めに」ではなく「明日15時までに」、
「担当者」ではなく「山田さん」、
「たくさん」ではなく「5件」と具体的に表現する。

頭の中で伝える情報を細かくイメージし、
それをアウトプットする訓練を重ねることで、自然と具体化の力が身につきます。

たとえ詳細に説明することができない状況でも、
自分の考えや企画の解像度を高めておくことが重要です。
日々の業務で具体化を意識することで、伝わる文章力が格段に向上しますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。

◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
https://hcmi-s.net/weblesson-hcm/jmp_consult_01/  (講座)
https://healthcare-mgt.com/article/iryo/jmp_consulting01/  (紹介)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝(なかがみゆうき)。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
中小企業診断士、医療経営士1級。
趣味は、マラソン、ドラム、家庭菜園、筋トレ(HIIT)、読書。

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