【1251】コンサルタントの型を知る
~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~
ナカガミです。今日は、この5冊の本の紹介です。過去ブログで紹介した内容の引用です。
中小企業診断士の二次試験、の本です。
関係ないや、という思う人が多そうな本ばかりですが、
どのような視点で、組織人事、マーケティング、改善などに取り組めば良いか、参考になると思います。
◆野網美帆子さんの「「まとめシート」流!解法実況(事例Ⅰ〜Ⅲ)平成28年度版」
【目標、目標に達するためのプロセス】
解き方や知識の補充。
【個人的!要約】
設問で、何を聞かれているのか、余計なことを答えないようにする。
的確に答えられるように、設問で答えてはいけない要素や、答えるべき要素を書き出す。
解答の文末のゴールの内容を事前に決めておく。
【心に残った内容、感想など】
人事の政策で、業績低迷が続く、など、与件文に書いてあれば、報酬型の施策は、採用しにくい、と判断できる。
座席指定方式と言う。文末から必要文字数のところに、「/」を書いておく。
期待効果を答えさせる問題であれば、「売り上げ増を図り、事業規模を維持する」など、文末のゴールを決めておく。
多角化と言えば、シナジーが働いているかどうか、を着眼する。
「製品戦略は?」と聞かれたときに、プレイス、プロモーション、プライスと書き、「×」と書いたりしてみる。
ターゲット選定と言えば、ジオグラフィック、デモグラフィック、サイコグラフィック、行動変数。
行動変数とは、過去の購買状況や、使用頻度、求めるベネフィット、購買パターンなどのこと。
プロモーションと言えば、人的販売や販売促進は、プッシュ型、広告やパブリシティーは、プル型と言える。
直営店のメリットは、生の声やニーズを収集できたり、関係性を強化できること。
ブランド戦略について。取引先から「あまり、違うチャネルから、販売をして欲しくない」と言われたとき、ブランドを変える、マルチブランド戦略などが良い。
双方向と言えば、SNS、またはブログやウェブサイトのコメントなど。
収益改善といえば、売り上げ向上、または、コスト削減。
160文字など、解答文字数が多い時は書きたい内容をざっくり割り振り、鉛筆で線を引いておき、書けなくなった!ということがないようにする。
【ベイビーステップ、個人的ワンポイント】
解答の文末を決めておく。
◆野網美帆子さんの「「まとめシート」流!解法実況(事例Ⅰ〜Ⅲ)平成27年度編」
【目標、目標に達するためのプロセス】
知識と解法の補充。
【個人的!要約】
優先順位をつけて、得点しやすい設問をしっかり取っていく。
【心に残った内容、感想など】
人的資源管理と言えば、頭文字を取って、幸の日も毛深い猫。
採用・配置
賃金
評価
能力開発
モチベーション
権限委譲
部門設置
階層化ネットワーク
外部連携
コミュニケーション。
優先順位を決めた最終順位の問題は、解答する時間がなくなるかもしれないが、
少しでも点になればOKぐらいのスタンスでいく。
人材育成には、権限委譲、拡大予定の事業があれば、外部研修等の教育。
マーケティングと言えば、だなどこ。誰に、何を、どのようにして、良い効果を得られるか。
短納期化と言えば、生産手順の見直し、標準化やマニュアル化、IT活用やデータの共有化(コンカレントエンジニアリング)。
情報と言えば、データベース化、リアルタイム化、一言管理化、ネットワーク化、共有化。
設問に応じた的確な問題点を選び出す。
【ベイビーステップ、個人的ワンポイント】
難しい問題は、多くの人ができない。そこまで時間をかけなくても良い。取るべきところを取る。
◆野網美帆子さんの「「まとめシート」流! 解法実況(事例Ⅰ~Ⅲ)平成26年度編」
【目標、目標に達するためのプロセス】
知識と解法の手順の確認。
【個人的!要約】
与件文の中から、事例企業の経営資源を選び取る時、
事例企業が求める成長、未来のために使えるものかどうか、という視点を持つ。
【心に残った内容、感想など】
高次学習を促進するには、権限委譲や、様々な視点を持った人の採用、家庭主義から成果主義へと評価を重くする、
成功や失敗をデータベース化する、などがある。
設問の中で、引っ張ってこれる与件文の情報が明らかなものがあれば、解く順番の優先順位は高い。
助言と言えば効果を書く。施策だけ書いて、「なぜそれをするのか」という効効果面を書かない診断士は有り得ない。
ポジティブな表現があれば拾っておく。
戦略部分について、「どのようにして」の部分は、「強み、経営資源」を生かせる施策を考えよう。
新規受注のメリットは、業務効率アップ、売り上げアップ、稼働率アップ、新しいノウハウの獲得、などがある。
生産計画の見直しといえば、立案頻度や対象範囲、優先順位を考えること。
因果関係を考える。
【ベイビーステップ、個人的ワンポイント】
事例企業の社長が「考える将来像」に近づけよう、という思いを持つ。
◆野網美帆子さんの「「まとめシート」流! 解法実況(事例Ⅰ~Ⅲ) 平成25年度編」
【目標、目標に達するためのプロセス】
知識と解法の確認。
【個人的!要約】
設問を正しく分析し、拾うべき要素を想定できる数が多ければ多いほど、的確な要素を拾いやすい。
【心に残った内容、感想など】
設問解釈時、どのような様子が考えられるかを想定する。
非正規社員といえば、モチベーションに問題が起きてないか、業務範囲が適正かを考える。
理由を聞かれているときは、期待効果タイプの問題と区分する。
対策を聞かれているときは、文末に効果をしっかり示す。
質問に対し、解答要素を拾ってきたら、あとは解答文字数に合わせて調整する。
どの要素を使うのか、根拠が少ない場合は、数うちゃ当たる作戦で取り組む。
80分、切り分けることでじっくり悩むより、各問題で適切と思えることを書く。
【ベイビーステップ、個人的ワンポイント】
設問の読み込みを強く意識する。参考書などで、他の人の読み込みを参考にする。
◆野網美帆子さんの「「まとめシート」流! 解法実況(事例Ⅰ~Ⅲ) 平成24年度編」
【目標、目標に達するためのプロセス】
知識や解法の確認。
【個人的!要約】
与件文に忠実に。誰でも書ける内容こそ正解である。
【心に残った内容、感想など】
成果主義のデメリットは、たんこぶ(短期的、個人的、士気低下)、
留意点は、コーヒーセット(公平性、評価者との意思疎通、制度の説明)。
ゴロは、私作成(笑)
わからない言葉があっても食らいつく。
マーケティングでは、経営資源を確実に拾うこと。
そして、助言系の問題があった時は、事例企業の持つ経営資源を活用すること。
与件文に基づいた解答だからこそ、採点者も安心して採点できる。他の受験生と差別化しなくて良いところ、である。
事例3において、欠品、多品種少量生産への対応、短納期、在庫が多い、などの部分で、たいていイマイチな点がある。
そこを探して一次試験の知識で改善を提案する。
【ベイビーステップ、個人的ワンポイント】
事例2は、経営資源を探しに行く、そして生かす。事例3は、イマイチな点を探し、改善する。
以上です。では、また明日(^-^)v
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。