【1304】投資の経済性分析

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今日は、中小企業診断士試験の学びをシェアします。

「投資の経済性分析」ということについて。

新規投資バージョンと
増分投資バージョンと
取替投資バージョンの3パターンがあります。

初期投資に対し、どの程度の収入が見込めるのか。
現価係数という数値を使って、将来の収入を現在の金額に割り戻し
その想定収入額と、現在の投資額の有効性を図る、というものです

今の1億円と、10年後の1億円の価値は変わりますので、
そのあたりを想定しての費用対効果を見る方法ですね。
正味現在価値法と言います。

新規投資は、計算自体は分かりやすく、
シンプルに増収する分(またはコストが下がる分)によって生じる
営業収支に対し、税率をかけて、減価償却費や運転資本の増減を加味して、
計算するだけです。

増分投資は、既存の設備にさらに追加する、というもので、
既存の収入や支出に対し、その差分がどうかを計算しなければいけないので、
少しややこしいです。
変わる部分を明確に数値化しなければ適切な投資判断はできません

そして、さらにややこしいのが、取替投資です。
取替えなかった場合の収入(機会費用といい、そのまま継続していれば得られたであろう収入)も
考慮して計算する必要があります。
とはいえ、何か投資するとなれば、その代わりに失うものも当然あります。
その視点を持って、経営判断をする必要がある、という学びになりますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

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