■患者権利憲章と経営
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令和4年8月6日 病院経営の理論と実践 1546号
■患者権利憲章と経営
中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。
今日は、土曜日。中小企業診断士試験の一次試験です。
ベストを尽くします。
さて、理念経営、ということについて思うことを書きます・・・。
当法人の患者権利憲章には、以下のように書かれています。
「人の生命は地球よりも重く、常に個人の生命、身体、人格は尊重され最良の医療を公平に受ける権利があります。」
命は地球よりも重い。
機能評価のサーベイヤーの方が、この言葉について、当法人の「特徴」を表していると言われた、ということを聞きました。
嬉しく、有難いことです。
医療の目的は何か?
患者さんのため。
そんな中、仕事柄、収益や費用といった経営の数値に関わることが多いです。
まず収支は大丈夫かという視点になります。
黒字であることは絶対条件として考えていますが、
黒字であれば、それで良い、というものでもありません。
利益を出していても、患者さんが不満いっぱい、、、であったら、
本来の目的を果たせていないことになります。
利益は手段です。
目的ではありません。
目的は、理念の実現です。
その理念が「どこに向かっているのか」といえば、患者さんです。
その患者さんが幸せになっているかどうか?
どのように患者さんと向き合っているか?
患者権利憲章を通して、反省させられる良い機会でした。
経営基盤も整える。
理念を実現をする。
目的を見失わず、日々、仕事したい、と思いますね。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。
この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)