【理論と実践】国民皆保険制度の維持のためにできる施策?
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令和4年9月3日 病院経営の理論と実践 1574号
■国民皆保険制度の維持のためにできる施策?
中神勇輝(なかがみゆうき)
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おはようございます。中神です。
医療経営士試験も明日です。
多くのことを学ぶことができました。試験合格が目標ですが、
学ぶきっかけをもらえたことに感謝します。
さて、今日は、国民皆保険制度について、ですね。
国や保険者の財政も厳しいですし、少子高齢化も進みます。
収入は減り、支出が増える。
つまり維持が難しい、というのが前提の問いですね。
その対策として、考えられる施策とは?
4つの視点ですね。
1、患者負担の見直し
・マイナンバーカードによって、預貯金や株式などを把握し、
収入に応じて保険料を上げる
・喫煙やメタボの有無で、保険料にメリハリをつける
などですね。
患者負担の見直しはすでに徐々に行われていますが、
さらに新しい手はあるか、ということを考える良いきっかけになりました。
2、医療資源の有効活用
・二次医療圏で保有できるMRIやCTの台数に上限を作る
・近隣に複数病院があり、同一診療科で競合があれば、地域医療連携推進法人を作る
物的、人的資源は限られていますので、有効活用、大事です。
いわゆる生産年齢人口は減少します。
やり方を変えなければ、医療制度は、継続できませんね。
3、保険適用範囲の見直し
・後発品がある先発医薬品を使うときは、差額を自己負担にする
後発品が複数あった場合の計算の仕方など、
難しい点もありそうですが、考え方、面白いですね。
4、国民への啓蒙、教育
・税や社会保障などについて、義務教育に組み込む
・定期的な新聞報道
お金のことは、教育は少ないですね。
国が、国民にどうなって欲しいのか。
改めて、考えていただきたい部分です。
ということで、学びは視野を広げる良い機会です。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。
この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)