【理論と実践】病院・施設見学報告パート2(大阪編)

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令和6年3月15日 病院経営の理論と実践 2133号

■病院・施設見学報告パート2(大阪編)

中神勇輝(なかがみゆうき)
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【前振り】

先週、大阪府の病院や施設に見学に行きました。

2つの病院と、1つの給食施設、1つの自費リハビリ施設です。
弾丸ツアーで、たくさんの刺激をいただきましたね。

その中で、セントラルキッチンについて、詳しく知ることができました。
工場内も見学させてもらい、ワクワクもんでしたね。

あと、驚いたのは、受ける側(病院側)の給食がされる搬入倉庫の小ささ、です。
事務室ですか?というレベルです。

また、厨房施設は、どうしても水回りで、傷みやすいですが、その心配はありません。
これは大きなメリットです。

【病院の給食の課題】

さて、病院の給食の大きな課題について確認してみましょう。

大きく、2つです。

1 オーダーの多様性(患者の状態に応じた特別食)

嗜好もありますし、患者の病気に応じた食事があり、
それらの多様性にいかに対応するか?

2 急な入院や退院への対応

当日、急に入院が決まることもあります。
そんな時に、臨機応変に食事が提供できるか?

などですね。

【所感】

自前で調理していれば、ある程度対応できます。
しかし、キッチンが外部にあり、外から運んできてもらう、となると、
どの程度、上記の課題に対応できるか?
ということが、自前の調理にするか、セントラルキッチンにするか、の判断材料にあります。

見学させてもらった給食施設では、
多くの種類の食事、配食直前までのオーダー対応など、
顧客が病院ならではの対応体制を構築されていました。

素晴らしい!と思いながらも、全国展開されていない場合は、選択肢にできません。
しかし、色々と情報を入手することは視野を広げるので、大事です。
引き続き、アンテナを張っていきたいと思います。

以上です。では、また明日(^-^)v

(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)

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この記事を書いたのは、こんな人。
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中神勇輝。地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属。
2023年、医療経営士1級に合格!
2023年、中小企業診断士の1次試験の2次試験は突破、次は登録。
趣味は、ドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。

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