【1504】医療の質と経営の質を向上する組織作りと仕組み作り
~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~
中神勇輝です!
1504目。「病院経営の理論と実践塾」より、日々の学びや気づきをお知らせします(^_^)
6月前半、機能評価の審査がありました。
その審査を終えて、別枠にて、質改善の組織的・継続的な活動について、サーベイヤーの方とは別の方からお話をいただく機会がありました。
講師の先生は、上尾中央医科グループの、久保田巧さん。
機能評価の担当者が事前に質問を作成し、打診。
久保田さんは事前に当院のホームページなども確認のうえ、様々なご助言、ご指摘をいただきました。
ご助言された項目は、
・当院で優れている部分はどこか
・欠けている部分は何か
・どんなことに留意するか
・何を改善していけば良いか
たいへん学びになりました。
今回、特に心に残ったのは、継続的な質改善に必要なのは、
組織化・仕組み化
ですね。それらを考えさせる問いは、以下のようなものがあると思います。
・あなたの病院に、医療の質を改善する組織はありますか?
その組織は、機能していますか?
企画する役割と、リマインダー的役割を果たす人はいますか?
・マネジメントサイクルが回る仕組みはありますか?
人事制度、目標管理、法人事業計画、経営計画など、それらの仕組みは連動していますか?
アウトカム指標はありますか?
仕組みが形骸化しないよう適切なイベントを準備していますか?
これら改善の取り組みを、ちょっとずつ、一歩ずつ、変化を加えていくこと。
最初は、30点でも良いので、行動を起こすこと。
日々の積み重ねが大きな結果につながりますね。
以上です。では、また明日(^-^)v
(当該内容は、私の所属する組織とは一切関係はなく、全ての文責は私個人に属します。)
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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)