【1077】言葉や言動が自分を作る(「人生で起こること すべて良きこと」田坂広志さん)
日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変える一助に。
今日は日曜日ですね。明日から仕事です。充実した休日を過ごし、気分一新、取り組みたいですね。
昨日に引き続き、田坂広志さんの本を通して学びたいと思います。
「人生で起こること すべて良きこと」
道に迷った時、たいてい悩みを解決してくれるの田坂さんの本です。
早速、紹介です!
■「心」が「言葉」を発するのではない。
「発した言葉」が「心」を変える。
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良い感情になる時はどんな時でしょうか、嫌な気分になる時はどんな時でしょうか。
他人から言われた言葉、他人の言動に、一喜一憂、喜んだり、イラついたり、
自分の感情が作られることが多いように思います。
自己嫌悪におちいることもありますが、
それも他者からの評価を気にしてのこともあります。
ここで注意点は、プラスの気持ちも、マイナスの感情も他人によって
作られてしまっているとすると、まさに他人に振り回される生き方になってしまいます。
そこで、この言葉が生きてくると思います。
「心」が「言葉」を発するのではない。
「発した言葉」が「心」を変える。
自分の言葉が自分に返ってくる、とよく言われます。
後ろ向きな言葉、愚痴は、一時的な薬にはなりえますが、最終的には毒にもなります。
他人に対する悪い言葉も、一番近くで聞いているのは自分です。
その言葉の影響を受けるのも自分ですよね。
自分を無下に扱う言葉もまた同じです。
口にすればするほど、自分を悪い方へ縛ってしまいます。
天に唾をはけば自分に返ってくきます。
悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しくなります。
楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなります。
しかし!
いつも、そんなふうに思えるのかと言うと、そんなことはないです。
それでも、日々の中で少しでもそういった行動、意識、修行を重ねることで、
それが習慣となり、当たり前のようになっていくのではないでしょうか。
その心の葛藤、具体的に教えられているのは以下の部分と思います。
■「無条件に」と申し上げているのです。
自分の心の中の「小さなエゴ」が、何を嘆こうとも、何を叫ぼうとも、それに耳を貸さず、
ただ、心の中で、「有り難うございます」と唱えることです。
起こった「不運な出来事」に対しては、「この出来事に感謝します。有り難うございます」と唱え、
「不幸な出会い」に対しては、「この方との出会いに感謝します。有り難うございます」と唱えることです。
こう申し上げると、いかにも古めかしい「宗教的な儀式」や「宗教的な呪文」のように思われるかもしれませんが、
私は、あくまでも、「乱れる心」を静めていくための「心理的な技法」、
すなわち「こころの技法」として申し上げています。
—–
どんな出来事に対しても、ありがとうございます、と言葉を発する。
結果、その出来事に対して、自分の意識が「ありがたい」と発した理由を探します。
探した理由に無理がある場合もあるでしょう。
それでも、ぶちぶちと愚痴を言い続ける思考よりも、良い思考展開になります。
感情的に受け入れられないこともあると思いますが、まずは理論で落ち着くだけでもOKです。
一朝一夕に身に付く思考の習慣ではありません、
と言っている私も十分に身に付いていませんが、身に付けたいと思う「心のあり方」ですね。
では、また明日(^_^)v
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