【882】大きな戦略、企業にあった小さな戦略

2020年12月27日

中神勇輝です。今回で、882回目です☆

日々の学びや気づきを言語化し、行動を変え、未来を変えていきましょう。

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では、本日の内容です。しばらく、試験勉強の振り返りを兼ねた、学習した内容に
ついて、感じたことを書いていきます!よろしくお願いします!

今回は、中小企業診断士二次試験、平成29年 事例1から(^。^)

第3問(配点 20点)
A社が工業団地に移転し操業したことによって、どのような戦略的メリットを
生み出したと考えられるか。100 字以内で答えよ。

与件文(事例企業の状況が書かれている本文)の中に、
当該企業は、工場移転によって、
HACCP(食品製造の工程を分析し、効率よく、安全に管理する手法)に準拠するようにした、
とありました。

また、関連して、商品の品質や食感の確保、量産体制の確立、生産の効率化ができた、
ということも書かれてありました。

これらの強み(質や、生産力)が、今後の戦略に活かせそうです。

「戦略」とは、もちろん、当該企業が狙っている「全国展開」ですね。

地元だけであれば、そこまでの生産力がなくても、対応できるかもしれませんが、
全国へ展開していくのであれば、この工場の生産力は、まさに戦略的なメリット、ですよね。

そして、この企業は、「新商品開発」が課題になっていますので、
今後の戦略的メリットという点で、工業団地(他の企業もいる)という状況は活かせそうです。

中小企業といえば、自社だけで開発する力、という点は、どうしても、低くなりがちです。
そこで、他社との共同開発、連携によって、
新商品を開発をするという観点まで持てると、多角的な視点になりますね。

最後に大きな切り口の確認です。

全国への展開。これは、成長戦略と言えます。
成長戦略と言えば、アンゾフの成長戦略が浮かんできます。

その中で、新商品開発戦略と、新市場開拓戦略といった観点があると、
今回の解答の要素として、「新しい工場」による生産の戦略的メリット、
「工業団地」による連携の戦略的メリットも思い浮かびやすそうですね。

王道の切り口から、状況を分析し、企業にあった施策を練る。
型があるから型を破れる。
守破離を実践していきたいですね。

では、また明日(^_^)v

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◇2020年7月、試験の失敗を通して、学習本を読み漁った時の気づきや
エッセンスを1冊にまとめてみました。Kindle unlimitedでも読めます。 

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以上です(^-^)