【読後紹介】八木将計さんの「バッファデザイン─製造業における多品種少量・短納期化に応えるための方法論」

2021年10月19日

1日1読書
881日です♪

本日、紹介する本は、

八木将計さんの「バッファデザイン─製造業における多品種少量・短納期化に応えるための方法論」

です。読もうと思った目的、心に残った内容、感想などは、こちら(^-^)

【目標、目標に達するためのプロセス】

多品種少量生産、短納期化の潮流に乗るためには?

【個人的!要約】

適正な時間バッファ(標準時間の設定、ばらつき改善)、
在庫バッファ(市場予測、部品の共通化、大事な工程の設定と在庫配置)、
能力バッファ(多能工化、設備投資、設備の共有化

【心に残った内容、感想など】

生産計画が重要。

生産計画が立てにくい時に起きている問題は、
品物数と工程数が多い、
制約条件が厳しい工程がある、
市場のリードタイムが短い、
市場の変動性がある。

その対策は、バッファを持つ。
時間、在庫、能力の3つである。

危険度グラフで、「残工程率と、残バッファ率」を見える化し、
大きな問題からアプローチしていく。

◆時間バッファの最適化。

顧客納期と、コントロールポイント(重要な工程)の期限を軸に考える。

ボトルネックとなる工程、コントロールポイントを特定する。

製造リードタイムの最適化。
つまり、標準時間の信頼性を高める。
同一工程の中で、作業者による作業時間にばらつきがあれば、バラツキを小さくする。

◆在庫バッファの共有。

市場の需要を予測する。
部品を共有化する。
モジュラー設計をする。
中央倉庫による在庫の集約を行う。

◆能力バッファの最適化。

危険度グラフを見て、工程の負荷が増大しているところへ設備投資をする。
また、設備の共有化や、多能工化を図る。

【ベイビーステップ、個人的ワンポイント】

仕事の納期とコントロールポイントを特定する。

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