【1347】不確実な未来、動きながら自分色の未来を作る

~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~

1347日目。がみチャンネルより、中神がお届けします(^_^)

今日は、「今の時代にあった行動様式とは?」ということについて。

未来の目標を設定してから行動するか、行動しながら未来へ向かうか、行動理論の紹介です。

◆エフェクチュエーション

手段を用いて何ができるかを考え、目的をデザインしていく。
未来が不確実なので、動きながら周りに影響を与え、自ら未来を変えていく。

◆コーゼーション

最初に目的があり、その達成のために何をすべきかを考える。
目的から逆算して手段を考える。

以上二つの行動パターンがありますが、コロナで先が見えにくくなった今、自ら動いて未来を変えていく、というエフェクチュエーションという行動様式が求められるかもしれません。

そのエフェクチュエーションには、五つの原則があります。

・許容可能な損失の原則

確保すべき利益目標をベースに行動を決めるのでなく、許される範囲のコストを想定し、そのラインを超えない限りは、とことんやる感じです。

利益ベースの場合、最低限の利益が出ない事業には手を出しませんが、許容範囲の赤字額(コスト)まで、資源を突っ込んでOK、という思考であれば、動きは変わってくる、と思いますね。

・クレイジーキルトの原則

自分にコミットしてくれる仲間の力を組み合わせ、パートナーシップで成果を出していく、ということです。
人間、得意不得意があります。
なんでも自分でやろうとしても成果は出ませんので、うまいこと組み合わせて取り組んでいく、ということですね。

・手中の鳥の原則

自分が持っている資源をベースに未来の可能性を模索していく、ということです。
目的達成のために手段を考えることがあります。しかし、手段を思いついても、その必要な資源がなく、結局実現できないということもあります。
無い物ねだりをせずに、できることをやろうじゃないか、ということで、アプローチの仕方として行動を起こしやすい考え方でしょう。

・飛行機の中のパイロットの原則

パイロットができることは、飛行機の中の操作です。外の環境は、どうしようもありません。
自分の及ばない部分をどれだけ嘆こうが何も変わりません。
コントロールできる範囲のことを一生懸命取り組む、やれることをやりましょう、ということですね。

・レモネードの原則

悪いレモンだから捨てるのでなく、レモネードにして頂こう、ということですね。
一見、役に立たないものでも、見方を変えたり、使い方を変えれば、化けるものがあります。
ステレオタイプであってはいけない、と感じます。

ということで、聞きかじった言葉でしたが、それぞれ参考になる言葉でした。

不確実な未来であれば、好都合。自分にとって良い未来になるように作り込んでいけば良い、
そのためには、手持ちの資源やできる行動をどんどん起こしていこう、ということですね。

以上です。では、また明日(^-^)v

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この記事を書いたのは、こんな人。

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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。