【1371】地域包括ケア病棟の役割って変わる? 

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1371日。がみチャンネルより、中神がお届けします(^_^)

今日は、「地域包括ケア病棟の役割って?」について。

今年の診療報酬改定、だいぶ情報が出てきましたね。
急性期入院基本料1のふるい落とし、地域包括ケア病棟の役割変換など、動きがあります。

急性期入院基本料1の基準も厳しくなってきてます。
地域包括ケア病棟の算定要件も、急性期も受ける、在宅も支える、そんな役割に変わってきています。
在宅復帰率、自宅からの入院といった割合が厳しくなっています。

自宅からの入院の割合が15%から20%以上、在宅復帰率が70%から72.5%と、徐々に上げてきています。
もともと在宅に力を入れている医療機関は問題ないかもしれません。
しかし、急性期からの転棟をメインにしている医療機関は、ますます厳しい状況です。
退院先として、在宅復帰率の対象となる、介護医療院の新設等も考慮される医療法人も出てくるでしょう。

今後、地域包括ケア病棟に求められる役割は、地域のかかりつけ医。
リハビリ•回復期という役割も持ちつつ、準急性期、在宅への繋ぎ役といった多様な役割を担いなさい、というメッセージと感じますね。

以上です。では、また明日(^-^)v

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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。