【1372】医療法人社団って何?
~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~
1372日。がみチャンネルより、中神がお届けします(^_^)
今日は、「医療法人社団って何?」について。
医療経営士の予想問題集を解いていたところ、「持分あり医療法人社団」という言葉を見かけました。
さて、これは、どういうものでしょう?
日本の医療法人のほとんどは、医療法人「社団」であると言われます。
なんと99%。
確かに自分が住んでいる県の公的資料を見ると、医療法人社団というところがほとんどです。
社団というだけあって、個人ではなく複数の人が集まって出資して立ち上げた医療法人のこと。
人を基盤とした医療法人です。
その出資者を社員として、大事な経営判断等、物事を決めていきます。
会社で言う社員(サラリーマン)とはイメージがだいぶ違いますね。
ちなみに、持分とは、財産権みたいなものです。
その持分が無くなる、ということは、法人が解散した場合に持っている財産は放棄する、ということですね。
その持分なしの医療法人(財産を基盤とする財団法人も含む)は、社会医療法人や特定医療法人になれる可能性があります。
社会医療法人の条件は、公益性の高い医療を行なっているかどうか、公的病院の役割の一部を担えるかどうか、など。
何気なく使っている言葉ですが、色々意味がありますので、アンテナを高くしておきたい、と思いますね。
以上です。では、また明日(^-^)v
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この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。