【1375】病院が地域にあり続けるために

~病院職員が、安心して、仕事の生産性高く、充実して働ける未来の一助へ~

1375日。がみチャンネルより、中神がお届けします(^_^)

今日は、「病院経営の基本」について考えたいと思います。

経営は利益を出すのが大前提です。

利益を出す経営をしてこそ安定して医療・介護サービスを提供できます。
病院の社会的責任と言えます。
金儲けのためではありません。
職員が安定して働き続ける環境を作るために必要です。
新たな建物、設備、システム整備に必要です。
利益は、患者さんに還元されるものです。

その大事な利益。
簡単に言えば、「収益から費用を引いたもの」です。

収益は、単価と患者数の掛け算です。

1)単価

この単価は何で決まるでしょうか?

診療報酬によって決まります。
まもなく2022年度の診療報酬改定があります。あちこちで騒がしいのは、このためです。
どれだけ手を掛けた素晴らしいサービスであっても、そこそこのサービスであっても、公定価格ですので、金額を変えられません。
手間の割に価格の安い点数もあれば、その逆もあります。
よって、収入の大きな要素となる診療報酬の点数に一喜一憂しています。
経営に大きなインパクトを与えるからです。

診療報酬の点数は大きく、出来高で請求できる点数(主に外来)と、包括される点数(DPCに代表される)、この2つに分かれます。
どのように分かれているか、今後、触れていきたいと思います。

2)患者数

次に患者数です。

患者数の増減は、病院経営に大きな影響を与えます。
毎月の外来患者数や入院患者数をチェックするのは、病院にとって当然です。
患者数が極端に減っていれば、何かしらの要因があります。
分析し、必要があれば対策を立てる必要があります。

気候が安定していたのか、紹介が減ったのか、悪い噂でも流れたのか、人口動態か、内部の問題か、確認する必要があります。

入院患者数において大事なポイントは、新入院患者と在院日数です。
新入院患者であれば、紹介、救急、外来、どのルートからの入院が多いのか、チェックする必要があります。
ルート確認は必須です。
自院の立ち位置を知る良い指標です。

入院患者数が増えたとしても、新入院患者数が変わらず、在院日数が長くなっているだけの場合、適切な時期に退院できていない問題が起きている可能性もあります。
ベストは、新入院も増えて、在院日数も疾患ごとに適切な日数になっていることです。
上記であれば、患者さんにとっても経営的にも効率が高いです。

利益を出すことは経営の大前提です。
慈善事業ではありません。継続的に地域に貢献できる体制を作ることが重要ですね。

以上です。では、また明日(^-^)v

テーマについて、ご要望あれば、コメントをどうぞ。

◇病院経営の見える化について公開講座(動画)の講師をする機会を頂きました。感謝(^_^)
◇過去の内容、記事はこちらから是非(^-^)
この記事を書いたのは、こんな人。
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地方の中小病院に勤務する医事課畑出身の企画部門所属にする医療経営士2級。
名は、中神勇輝と申します。今年、医療経営士1級を受験予定。
(可能なら中小企業診断士も受験する予定。)
趣味は、ピアノとドラムと家庭菜園と筋トレ(HIIT最高!)と読書。
(記載内容は、所属する医療機関の発言でなく個人の意見です)

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